DJ論・イベント運営論・オーガナイザー論 アニクラの作り方

アニクラ主催の、黒字と赤字。数字を書いてみる。

2018/02/16

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アニクラ主催の、黒字と赤字。

気になる人も多いから、一度記事にしてみたかった。

主催をやったことがない人向けに、書いてみる。

アニクラ主催の黒字、赤字は?

ズバッと言うと。

だいたい、「1,000円の黒字」「5万円の赤字」かなと。

これは、会場貸切でDOOR売上を全て貰える設定の場合。会場代やら交通費やら集客バックを支払って、ちょっと黒字か大赤字。

今まで開催したアニクラの収支、全て記録している。

赤字5万円は言いすぎかも。でもまぁ3万円ぐらいの赤字かな。

悲観的に考えて、一晩で5万円消える趣味って思えば、気が楽だと思う。

(そんな赤字にはならない!数字の根拠は何処だ!という人は、おそらく儲かっていると思いますので、今度お酒を奢ってもらってください。)

ちなみに僕は、昨年1年で44万円の赤字でした。毎月何処かでイベントやっているから、月3万円の赤字かな。

1イベント黒字1万円以上ってことは、なかなか無いかも。

黒字になったら、スタッフや出演者と一緒にご飯行って全額使ってしまうし。

だから、黒字でイベント運営している人って凄いなーと思う。

主催として動いた分の費用は、ほぼ回収できない

主催は1ヶ月前から動くから、動いた分の時給ぐらいは回収したいところだけど、なかなか難しいね。

会場との調整、DJとの調整、機材のチェック、告知&集客。

一人でマネージメントと広報とプロデューサーを担当する感じ。

僕の場合は、更にフライヤー制作やWebサイト制作が加わるかな。

一人7役はこなすのだけど、その分を雇っていたらいくらお金があっても足りない。

まぁ、自分が動いた分の費用は回収できないだろうね。

「DJできるから、DJイベント運営も出来る」と思っちゃうけど、大きな間違い。

倍以上の知識が必要になる。

それでも続けるのは

それでも続けるのは、楽しみにしている人がいるからだと思う。

別に一攫千金を狙っているわけでもなく、ただ楽しい空間を作ることだけがモチベーションになっている。

僕は年13本主催をやっているけど、365日中、352日は苦しい。

でも残り13日のイベントの日は超絶楽しい。

その当日のために、今準備している気がします。

これから主催する人へ

最初は会場貸切とか冒険は辞めて、バーの通常営業と並行できる企画から始めたほうが良いと思う。この場合ノルマがないことが多い。だけどバー側からはそれなりに集客を期待していると思うので、バーを満席にする努力はしたほうがいい。

次に箱イベ。DOORやドリンク売上から何%かもらうやり方。これはドリンクノルマや売上ノルマがあるものが多いので、集客力など腕に覚えがあればチャレンジしていいと思う。ただ、イベント名は会場(箱)のものが多く、「人が一杯だから違う会場へ」というのは少し難しい。

それでも貸切のイベントをやりたいなら、1日・一晩で5万円消える趣味と割り切ってやることをオススメする。その心構えがあるなら、貸切でやっても良いと思う。

貸切のイベントについて、会場費を抑えるノウハウは以前書いたので、参考にして欲しい。

リスクを減らすため、長い間オーガナイザーを続けている人に入ってもらうのも手だと思う。

主催に冷たい人へ

優しくしてあげて。

悩みを相談されたら「なんとかなりますよー」ではなく「一緒になんとかしましょう!」「告知頑張ります!」といってもらえた方が、頑張る気持ちになります。「なんとかなりますよー」といわれると「他人事なんだな」というのがそれとなく伝わります。(他人事だろうけど)

まとめ

適当だったけど、参考になれば幸いです。

ではでは~。

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