アニクラ主催の、黒字と赤字。
気になる人も多いから、一度記事にしてみたかった。
主催をやったことがない人向けに、書いてみる。
アニクラ主催の黒字、赤字は?
ズバッと言うと。
だいたい、「1,000円の黒字」か「5万円の赤字」かなと。
これは、会場貸切でDOOR売上を全て貰える設定の場合。会場代やら交通費やら集客バックを支払って、ちょっと黒字か大赤字。
赤字5万円は言いすぎかも。でもまぁ3万円ぐらいの赤字かな。
悲観的に考えて、一晩で5万円消える趣味って思えば、気が楽だと思う。
(そんな赤字にはならない!数字の根拠は何処だ!という人は、おそらく儲かっていると思いますので、今度お酒を奢ってもらってください。)
ちなみに僕は、昨年1年で44万円の赤字でした。毎月何処かでイベントやっているから、月3万円の赤字かな。
1イベント黒字1万円以上ってことは、なかなか無いかも。
黒字になったら、スタッフや出演者と一緒にご飯行って全額使ってしまうし。
だから、黒字でイベント運営している人って凄いなーと思う。
主催として動いた分の費用は、ほぼ回収できない
主催は1ヶ月前から動くから、動いた分の時給ぐらいは回収したいところだけど、なかなか難しいね。
会場との調整、DJとの調整、機材のチェック、告知&集客。
一人でマネージメントと広報とプロデューサーを担当する感じ。
僕の場合は、更にフライヤー制作やWebサイト制作が加わるかな。
一人7役はこなすのだけど、その分を雇っていたらいくらお金があっても足りない。
まぁ、自分が動いた分の費用は回収できないだろうね。
「DJできるから、DJイベント運営も出来る」と思っちゃうけど、大きな間違い。
倍以上の知識が必要になる。
それでも続けるのは
それでも続けるのは、楽しみにしている人がいるからだと思う。
別に一攫千金を狙っているわけでもなく、ただ楽しい空間を作ることだけがモチベーションになっている。
僕は年13本主催をやっているけど、365日中、352日は苦しい。
でも残り13日のイベントの日は超絶楽しい。
その当日のために、今準備している気がします。
これから主催する人へ
最初は会場貸切とか冒険は辞めて、バーの通常営業と並行できる企画から始めたほうが良いと思う。この場合ノルマがないことが多い。だけどバー側からはそれなりに集客を期待していると思うので、バーを満席にする努力はしたほうがいい。
次に箱イベ。DOORやドリンク売上から何%かもらうやり方。これはドリンクノルマや売上ノルマがあるものが多いので、集客力など腕に覚えがあればチャレンジしていいと思う。ただ、イベント名は会場(箱)のものが多く、「人が一杯だから違う会場へ」というのは少し難しい。
それでも貸切のイベントをやりたいなら、1日・一晩で5万円消える趣味と割り切ってやることをオススメする。その心構えがあるなら、貸切でやっても良いと思う。
貸切のイベントについて、会場費を抑えるノウハウは以前書いたので、参考にして欲しい。
リスクを減らすため、長い間オーガナイザーを続けている人に入ってもらうのも手だと思う。
主催に冷たい人へ
優しくしてあげて。
悩みを相談されたら「なんとかなりますよー」ではなく「一緒になんとかしましょう!」「告知頑張ります!」といってもらえた方が、頑張る気持ちになります。「なんとかなりますよー」といわれると「他人事なんだな」というのがそれとなく伝わります。(他人事だろうけど)
まとめ
適当だったけど、参考になれば幸いです。
ではでは~。