アニソンDJの繋ぎ・選曲テクニック

【便利すぎ!】rekordboxでサクサク「選曲」出来る、3つの機能。

2017/07/20

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アニソンDJのけんしろうです。

最近周囲のアニソンDJが育っているおかげか、選曲関係についての質問が増えました。

主に、

  • いつも選曲に悩みます。いい方法はありませんか?
  • 同じような繋ぎばっかりで、そろそろ違うバリエーションを探したいんです。
  • もっと効率よくセトリを組むにはどうしたら良いですか?
  • セットを組まずにDJする時、サクサク選曲する方法ありますか?
  • 現場ではどうやってその場で選曲しているんですか?

という内容。

アニソンDJにとって「選曲」というのは重要な要素の1つ。
駆け出しの頃は、ある程度事前に選曲をしたり、ガチガチにセットリスト(セトリ)を組んだりと、少しでも良いDJができるように工夫するもの。

効率よく選曲する方法、あります!

今僕が使っているrekordbox、選曲に便利な機能が沢山あります。その中でもよく使っている機能3つに絞り、ご紹介したいと思います。

セトリを組む人は勿論、セトリを組まない人(フリーセット)にも必見です。

現在、僕の出演数は週1-2回ペース。このペースだとセトリを組む余裕がほとんどない。必然的にセトリを組まない(フリーセット)になりますが、現場ではこの選曲機能を使って日々DJしています。

皆さんのお役に立てれば幸いです。

※rekordbox の PERFORMANCE MODEで使える機能です。
※画面はrekordbox5.0.0 BETA1ですが、rekordbox4でも使えます。

1.rekordbox 定番の機能。まずはこれを使い倒す!

最もよく使っているのがこの機能。

BPMやキー等で絞り込む機能ですね。

rekordboxは、BPMで絞り込む機能が充実しています。BPMを選び、その前後何%まで絞り込むか選べるんですね。

ちょっとずつ早くしたい、または遅くしたいというとき役に立ちます。

また、キーを指定して絞ることもできるので、同じキーや隣接したキーの曲をリストアップし、繋げていくことも出来ます。

また、現在再生中の曲のBPMやキーを読み込む機能もあります。(正しくはMASTER DECK)

このボタンを押すと、MASTER DECK のBPMやキー等を読み込む。

この機能を使えば、フリーセットでDJしているときも楽に選曲が出来ます。

2.「この曲の後、何の曲を繋いでたっけ?」という時に。

僕がよく多用しているのが今から紹介する機能。

DJ出演するたびにプレイリストを作っている人も多いと思います。

「この曲の後に、いつもどんな曲を繋いでいたっけ?」という時に使えます。

この機能「選択した曲がどのプレイリストにあるか」を表示するだけなのですが、これがほんとうに便利!

「この曲、昔どこで使ったっけ?」という時に。

今までDJ出演した時に作っていたプレイリストや演奏履歴に飛べるので、「この曲の後に、いつもどんな曲を繋いでいたっけ?」となったとき、「あぁ、以前はこの曲に繋いでたんだ―」と振り返ることが出来ます。メッチャ便利。

セトリを組む人には勿論、組まない人にもオススメしたいですね!

※ ちなみにこの機能、Traktorにもあります。Search in Playlistsという機能です。

3.「いつも同じ選曲…新たな発想が欲しい」時に。

新たな発想が欲しい時、いつもと違った選曲や繋ぎをしたいときによく使っている機能です。

この機能はPioneerDJのワークショップで教わりました。

選んだ曲に似た曲のリストを表示する機能です。

特記すべきは、カスタマイズ性。今再生中の曲のデータを元に絞ることも出来ますし、指定することも出来ます。さらに、絞り込む範囲をすべての曲にしたり、今のプレイリスト内にしたり。もちろん、BPMの範囲やキーの範囲も選べます。その他にも様々な指定ができて、とても便利です。

アーティスト繋ぎ、作曲者繋ぎ、ジャンル繋ぎ、レコード会社繋ぎ、アニメ製作会社繋ぎと様々な繋ぎ方がありますが、長年やっているとマンネリ化していくのも事実。

この機能を使っていると「この曲とこの曲、意外に合う!」など沢山の気づきを得ることが出来ます。

もちろん、現場で他のDJを聞く事も大切ですが、自分の持ち玉(曲)で新たなアレンジを加えて行くなら、この機能は最高にオススメです。

まとめ

僕はこの3つの機能を使って選曲をしています。

特に2番めの機能はすごく使いますね。あの日やったあの繋ぎ、なんだっけ?ということが増えちゃってて…

他にもrekordboxには面白い機能があるので、またご紹介します!

ではでは~。

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