ミナトレイヴ

新しいことに挑戦出来ないのは”成功”を前提とするから。~クラウドファンディング公開前夜

2017/02/16

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アニソンDJのけんしろうです。

最近ブログを書いていないので、ちょっと書きます。

実は今、クラウドファンディングに挑戦していまして。

Re:animation でご存じ、CAMPFIREですね。

ここでプロジェクトを作っています。

明日には公開できるかな?

いやー。これがまた難しい。

ずっと試行錯誤していました。

詳しい人に聞けば良いのですが、どうも照れくさくて。

頼るのもあまり上手いほうじゃなくて。

結局自分で作って、ミナトレイヴのメンバーに感想を聞いて、ページを完成させてしまいました。

今審査中なので、またご連絡します。

さて。

クラウドファンディングというものに挑戦しながら感じていたこと。

「失敗したら嫌だなぁー」という感情です。

誰だって、失敗は嫌だ

ミナトレイヴのクラウドファンディングプロジェクトを作りながら、

「これって成功するんかな?」

「喜ぶ人いるのかなぁ?」

「そもそも、ミナトレイヴのファンっているの?」

「僕のイベントって、魅力的なの?」

「昔女の子に、けんしろうさんの作るイベントはつまらんって言われたなぁ…」

「そんなんだから、僕彼女いなんだよなぁ。結婚したいなぁ」

など、実に色々な不安とかよぎって。

「あー失敗するの嫌だなぁ」

という感情になっていました。

リターンについては、僕が用意できる最高のものを作りました。

アーティストさんにイラストをお願いしたり、色んな所に発注をかけたり。

イベントも近いので、かなりギリギリの納期で進めている感じ。たぶんデザイン公開もギリギリ。

成功させるぞ!!という気持ちでやってはいるけど。

でも、やっぱり心の何処かに「失敗したら嫌だなぁ」って気持ちはある。

プロジェクトページを20回作り直し、4~5回審査やり直し

クラウドファンディングを募集するページ。

あれをプロジェクトというらしいのだけど、20回ぐらい作り直したかな?

最初は参考にしているプロジェクトを模範して作った。

でもそれをみて「んーなんか気持ちがこもってないなぁ」と思った。

次に参考にするプロジェクトを変えて作ってみた。

「んーなんか僕じゃないなぁ」

何度も作り直し、審査を繰り返して、それでもまだ直す。

(ちなみに審査は全て通ってる。内容に問題はないみたい。)

そしてやっとできたプロジェクトページ

何度も作り直して、やっと完成した。

それは実に僕らしい仕上がりになってた。

文章は多いし、カッコ悪いし。

正直あんまり見せたくないものだけど。

まぁ、僕が出来ることは全部やった。

僕らしいプロジェクトページが出来上がった。

もうしゃあない。

これを見せて駄目だったらそれでいいや。

出来上がったものをみて、そう思った。

そこで、ふと思った。

新しいことに挑戦出来ないのは、”成功”を前提とするから。

何かプロジェクトを立ち上げる。

その時、成功を前提として動くのは、当たり前です。

でもその時についてまわるのが、「失敗したらどうしよう」という不安。

この不安が大きいから、中々みんな挑戦しないのだろうなと思いました。

むしろ、不安なく新しいことに挑戦するなんて、無謀すぎる。

大きいことをしようとする人は、ワクワク感だけじゃなく、それに匹敵する不安と戦うのだろう。

そう思いました。

特に未知のもの。クラウドファンディングなんてそうですよね。

ほんとにお金あつまるの?みたいな。

だから挑戦する人はコンサルタントに頼ったり、経験者にお金を払ってアドバイスを貰ったりするのだろう。

成功するために呼んでいるのだけど、もし失敗した時、その人達に責任をシェアするか、最悪全責任をなすりつけたりするのだろう。

一人で不安を抱えるには、クラウドファンディングは重すぎる。

でも、それは、成功することを前提としているからだと思う。

何度もいうけど、失敗するプロジェクトを作っているつもりはない。

成功するためにあらゆるものを用意している。

でも、どこかで。

「成功させるぞ!成功させるぞ!」とだけ思って行動するのではなく「失敗したらどうしよう…」と不安になりながら行動するのではなく。

「自分のやれることは全てやろう。それで駄目ならそれでいい。次に賭ける」という気持ちが大事だと思う。

今の僕がそう。

公開すれば、成功するかもしれないし、失敗するかもしれない。

自分が精一杯作ったものが否定されることもあるかもしれない。

僕が思っていることは、物凄く見当違いなのかもしれない。

でもまぁ「自分のやれることは全てやろう。それで駄目ならそれでいい。次に賭ける」という気持ちまでできた。

だから、やろう。

クラウドファンディング、やろうと。

プロジェクト公開のところで、公開ボタンを押す指が止まっていたけど、やっと心が決まった。

自分なりに納得するところまで、やりきること。

「やらない後悔は、やった後悔より大きい。」とはよく言ったもので、心のなかでずっともんもんとしているよりは、思い切ってやっちゃえというのは、すごく大事なこと。

それでも、そんな簡単にはゴー!できないのが、人なんですよね。

特に僕は相当の慎重派なので。

だから、新しいことに挑戦する時は、

「成功させるぞ!」よりも

「失敗しても悔いがないところまでキッチリやろう。

それで成功したら儲けもんだ」

という気持ちで行動するのが、ちょうどいいんだなぁと思いました。

そんなわけで、明日にはクラウドファンディング公開となります。

遅くなるかもですが、明日、見るだけ見てってください。

共感できて、ちょっと懐に余裕がありましたら、寄付いただきパトロンになって頂ければ幸いです。

 

 

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