DJ論・イベント運営論・オーガナイザー論 ミナトレイヴ

フロアで後ろ指を刺される。そんなDJになる覚悟はあるか？

2018/06/28

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アニソンDJのけんしろうです。

クラウドファンディング、本日6/28の23:59まで。

当初の目標50万円。
なんとか成功させ、今70万円に届こうとしています。

50万円達成記念に、唐揚げポテト贈呈。
70万円達成すると、ドリチケ1枚プレゼントです。

「ストレッチゴールがしょぼい！」と思われるかもしれません。すいません。

想像以上に早くゴールしてしまったので何も考えられず、魅力的な目標設定が出来ませんでした。反省です。

ゴールできない可能性ばかり、考えていました。

今だから言えることですが、1ミリの勝算もないクラウドファンディングだったからです。

勝算のないクラウドファンディング

ミナトレイヴが今回立ち上げたプロジェクトは、ものすごく個人的なもの。

他プロジェクトと比べて、社会的意義もなく、歴史もなく、ブランド力もない。

そんな中「最高の夏アニクラをしたい！」と連呼するだけ。

そんなアニクラに、誰が支援するのか。

ずっと思っていました。

周りも全員、そう思っていたでしょう。

だからこそ、今支援頂いている人には感謝しかありません。

本当にありがとうございます。

フロアで後ろ指を刺される。そんなDJになる覚悟はあるか？

アニクラにいて5年。いろんな人達から昔失敗したイベントの話を聞かされました。クラウドファンディングに限らず、いろんな失敗談を。

「あぁ、これ失敗したら僕もずっと言われ続けるんだなぁ」

その失敗談の仲間入りになる可能性がある。

主催にとってイベントは、自分そのもの。

そんな中で、もし達成できなければ無価値の証明になる、と。

協力していただいている人にも申し訳ない。

フロアで後ろ指を刺される。そんなDJになる覚悟はあるか？ずっと自分に問い続けました。

それでも挑戦したのは「アニクラをどうやって広げていくのか」それを自分なりに体現したかったからです。

イベントをどうやって広げて行くのか？

詳しいことは以前ココに書きましたが…

「アニクラという文化をどうやって広げていくのか」に対する僕の答えは「無料で見てもらう」でした。

だからこそ、アニクラでは前例のない「音楽を無料で聞ける、見学できる場所」と「パーティーフロア」に分けていたのですが…

野外ということもあり毎回音の設定が難しく、見学エリアまで音が届かないことがあり、充分な魅力を伝えることが出来ていませんでした。

追加投資をすれば改善できることは分かっていましたが、素人知識で音響強化したところで、確実に良くなるとは言い切れませんでした。

今回音響関連を外注することで、その問題が大きく改善されると思います。

同時に、アニクラを広げるための違うアプローチを取り入れました。マスコミとのタイアップ。社会貢献の企業と手を組んだ。その影響はまだ小さいけど、後に大きな花を咲かせるかもしれません。

アニクラを知らない人達に、良い形で知ってもらう。

僕のイベントでアニクラの魅力を知った人が他のイベントに行けば、更に素晴らしい世界が待っている。華やかなコスプレ、VJによる演出、色んな人との出会い。ミナトレイヴ以上に素晴らしいアニクラはいっぱいあります。更にドハマリしてくれるでしょう。

西側を中心に、魅力的な出演者も用意できました。

アニクラの更なる飛躍。ミナトレイヴがその一助になれることを、僕は期待しているのです。

大義の前に、僕のプライドなんてちっぽけなもの。

「プライドこそがイベントの根幹だろ、DJの根幹だろ」と言われるかもしれませんが、今回実現するもの、その影響と比べるとちっぽけなものです。

「今まで失敗してきたイベントの二の舞になりたくない」とか「フロアで後ろ指を刺されたくない」という自己保身やプライドなんて、どうでもいいもの。大義に比べたら。

そう思いながら、

クラウドファンディングも、あと数時間で終わります。

支援は充分いただきましたが、もしまだ支援したいという方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくおねがいします。出演者もスタッフも喜びます。

これが終われば大義の実現に向け、更に加速させていきます。

あとは、8/26。

アニクラが大好きな人が楽しめるのはもちろん、アニクラを知らない人に最高の形でアニクラを見せたい。

アニクラを広めるための更なる仕掛けを用意したいと思います。

応援よろしくおねがいします！

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