けんしろうの日常

ブログは恥だが役に立つ ― DJで語らず、ブログで語る。幸運の呼び寄せ方。

2017/01/25

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アニソンDJのけんしろうです。

2016年、DJブログを本格的に始めました。

すると、人生が一変。

あらゆる良縁を頂く事が増えました。激増です。

ブログを読んだ人からのオファーやコラボレーションも多数いただき、週末どころか平日も大忙し。

ブログの効果って凄いんだなぁと思いました。

けんしろうという名前を何処かで知り、ブログを読み、問い合わせが来るという流れが大半です。(営業で言う、クロージングをブログが代行している)

やればやるほど「みんなTwitterじゃなくて、ブログやればいいのに」と思うようになりました。

『ブログは恥だが役に立つ』 ― DJで語らず、ブログで語る。幸運の呼び寄せ方。

自分のことを書くというのは、恥ずかしい行為です。

「自意識過剰って思われたら嫌だなぁ」「嫌われたらどうしよう」等、様々な感情が生まれ、筆が進まないと思います。

また「DJで語るもんだ!ブログなんて!」と思う人も多いでしょう。僕も「DJとしての腕はソコソコどころかまだまだなのに、偉そうに語って良いのだろうか?」という疑問がありました。

今では「DJはDJで語るべき」とは思っていません。
「イベンターはイベントで語れ」とも思っていません。

文章化しブログにする重要性と、それによる効果を体験しています。

そのことについて、お伝え出来ればいいなと思います。

自分の想いをDJで語るのは無理がある。

「DJはDJで語るべき、イベンターはイベントで語るべき。」その言葉をソーシャルメディアで見かけることが多いと思います。

僕も、実はそっち派です。DJで語れないのでブログで語ってます。すいません。

たった30分~40分のDJで、僕の全てを伝えることは出来るのでしょうか?
たった1イベントで、イベントの全てを伝えることが出来るのでしょうか?

少なくとも、今の僕には、まだまだ難しいです。カッコ悪いことをしています。

それでも文章化するのは、音楽だけでは伝えることが出来ない部分を伝えたいからです。

それは情熱だったり、出演者のことだったり、ゲストのことだったり、スタッフのことだったり。
どういう気持でDJやイベントに挑んでいるのか、それを書くことはとても意義のあることだと思っています。

(当然、こんなに頑張っているんだから見に来てくれ!みたいな、お客さんが気を使うような書き方や伝え方は、しないようにしています。)

僕の好きなWebサイトの中に、任天堂の「社長が訊く」シリーズがあります。

任天堂:社長が訊く
https://www.nintendo.co.jp/corporate/links/

この文章を読むと、開発者がどのような意図でゲームを作っているのか、どういうふうに楽しんでもらいたのか、すごく伝わってきます。その開発チームその物に興味が湧いてきます。

アニソンDJやアニクラ自体に興味を持ってもらうという意味では、出演の場以外で誰でも読める形で語ると言うのは、結構大事なことに思えます。

ブログを使った、幸運の引き寄せ方。

さて、ブログを始めてから、様々な良縁や幸運を引き寄せてきましたが、今までどのようなことをやってきたのかについてお話したいと思います。

ポイントを5つに分けました。

1.未完成でもいい。思っていることをそのまま書く。

まず、思っていることをそのまま書きます。

最初は100文字もかけないと思います。でも何度も書いていくうちに余裕で3000文字~1万文字かけるようになります。

頭の中に思っていること、感じたものをそのまま文章に落としていくだけでも、結構なボリュームになります。

それは仕事中だったり、遊んでいる時だったり、トイレにいる時だったり、お風呂にいる時だったり。

ちょっと意識すると色んな所で感情が生まれる瞬間があります。それをそのままスマホなどに保存し溜めていくだけでも、文章ができます。

2.グチではなく、生産的で前向きなことを書く。

ただし、集まってきたものがグチばかりだと考えものです。

それをそのまま載せれば、あまり良いものは生まれないでしょう。

グチを、建設的で意義のあるに変えましょう。

「○○ということがあった、許せん!」というグチがあれば、「○○ということが起きないために実践していること」という内容に変えるわけです。

ただグチっているだけでは、「かわいそうだねー」などの賛同やファボは得られても、その先はありません。グチっただけです。

重要なのは行動です。

3.”論”ではなく、日頃実践していることを書く。

そして、自分がやっていないことを書いたら、それはただの「意識高い系」です。

それをオピニオン系というのですが、僕はオピニオン系ブログに懐疑的です。

実践していることを書くなら良いのですが、書いていることと人物像がずれているというか、「自分、クチだけやん」って感じ…

「形に残るのは怖い。言った以上は実践しなくてはならない」というプレッシャーも、ブログにはあるでしょう。

ならば「実践していることしか書かない」とすれば万事解決です。

ブログに書いていることは実践していることだけです。プレッシャーはありません。

4.反対意見や批判に、”反応”も”判断”もしないこと。

意見を正直に書くと、様々な賛否両論が起きます。特に反対意見や批判が多くなっています。

なぜ賛成意見より反対意見がソーシャルメディアに溢れるか。賛否両論あるものに賛成意見を書いてしまうと、反対意見を言う人にマークされ、標的にされるからです。特にこれから出演したい・活躍したい人にとっては、むやみに敵を増やすことは避けたいところでしょう。

反対意見を言われるとショックを受けますが、最近では”反応”も”判断”もしないようになりました。

この本が非常に役に立ちました。

自分が思っていることを書いて、反対意見や批判を受ける。ショックは大きいのですが、相手が何故そのような意見を書いたのか、その背景を想像してみると非常に面白い。

育ってきた環境がみんな違う。「なるほどこういう環境にいると、こういう意見になるのか」と新たな知識を得ます。

色んな人が色んなことを言う度、僕の中に「様々な人の背景と価値観」が蓄積されます。

駄目なのは、反対意見に反応しすぎてフォローに時間を使うことです。「自分の意見を言った結果、反対意見があった」とだけ理解し、実践してみたら「反対意見を言った人の通りだった」と教訓を得て、自分の意見を変える。「言った意見は何時でも変えて良い」朝令暮改で良いと思います。

流石に直接メッセージが飛んできたら反応しますが、そうじゃないものに対してはそのままです。

5.”理解してもらおう”と、1ミリも考えないこと。

自分の意見を書いた手前、「僕のことを理解して欲しい」という欲求が生まれます。

人は「誰かに理解されたい」という欲求を持ちます。

それが「賞賛されたい」とか、「家族を持ちたい」とか、様々な欲求につながっていくわけですが、その流れとして「自分の意見を理解して欲しい」という欲求が生まれます。

僕は、自分のことを理解して欲しいとは、1ミリも思っていません。
正しくは、自分のことをすべての人に理解して欲しいとは思っていない、でしょうか。

意見を書くというのは、「自分が目指すもの」の表明でもあります。

それに対して、賛同する人と批判するものに分かれます。

批判するものは表立ってやりますので、それに意識が集中してしまいますが、実は賛同する人ってのは表には出ないが着々と生まれているわけです。そしてある一定のタイミングでその人々とお会いし、新しい縁が生まれる。

この目に見えない形で「賛同する人」が集まることで、幸運を引き寄せていると言えます。

「賛同する人が増えると、ブログのプレッシャーがありませんか?」と聞かれますが、書いていることは「実践していること」ですから、僕にとっては賛同されるプレッシャーがないわけです。

ブログは恥だが役に立つ

いかがでしょうか?

ブログで自分の意見を書くというのは、「言った以上はやらなくてはならない」プレッシャーも多いでしょう。

それに対して「実践していることを書けばいい」「間違ったら意見を変えればいい、朝令暮改で良い」と思っています。

そして、その効果として「賛同する人が集まり、幸運を引き寄せる」という結論になりました。

実際、相手がブログを読んでいる事が多いので、非常に話が早くて助かります。いつもありがとうございます!!

生き恥を晒して収入を稼いでるように見えますが、目に見えない形でそれ以上のものを僕は頂いています。

様々なご縁を頂き、一緒に頑張ってくれる仲間も少しずつ出来て、その人々と手を取り合い新しい物を作ることに邁進する日々です。

僕を見ていると始めるのは怖いと思うことが多々あるかと思いますが、ブログやってみてはどうでしょう?

僕からは以上です。

ではでは~。

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