アニクラの作り方 ミナトレイヴ

ミナトレイヴが小うるさい理由。人やカンパが減っても守るべきこと。

2016/11/01

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アニソンDJのけんしろうです。

いよいよ今週末!11/6 ミナトレイヴですね!

準備も佳境に入り忙しくなってきました(*´ω`*)

さて、ずっと以前からイントロダッシュの禁止など小うるさくツイートしてきました。

https://twitter.com/kenny_2525/status/791485849934319616

https://twitter.com/kenny_2525/status/792946655058276353?lang=ja

https://twitter.com/kenny_2525/status/790757304366882816

https://twitter.com/kenny_2525/status/792942258601336833?lang=ja

ここまでうるさいと「ミナトレイヴ行くのやめようかなって言われない?」と聞かれます。

僕がこれほど小うるさくメッセージを出すのは、ミナトレイヴが守らなくてはならないものがあるからです。

ミナトレイヴが守るものは「安全と信用」です。

安全

ミナトレイヴは見学エリアとカンパエリアに分かれていて、「このイベントが面白い!これからもやってほしい!と感じていただけたら、カンパしてね!」というイベントを体験してからお金を払うシステムになっています。

1106kanpa-area_ver1

前回親子でカンパエリアに入場される方や高校生グループが参加されるなど、様々な方がこのイベントを体験され、はしゃいだり走り回ったりダンスをしたりヲタ芸をうったりとそれぞれの楽しみ方をされていました。

中には少々過剰な遊び方をする人も見受けられたり。近くに子どもがいる場面でちょっと危ないなぁという点もありました。幸いスタッフが動いてくれて最後まで無事故で終わって良かったです。

そういう「ちょっと危ないかもしれない」というところを少しずつ直して、安全なイベントを作っていかなきゃなぁと思っています。

それには、当日会場にPOPを張り出すだけでは駄目です。事前に注意喚起が必要です。

信用

ミナトレイヴは、街のど真ん中で開催されます。

施設利用書類に団体名・代表者名・住所・緊急連絡先などを明記し、場所を提供して頂く自治体施設、施設で運用されている全店舗へ告知、そして近隣のご理解を得て開催されます。

ミナトレイヴの打ち合わせを行っていた時、施設の担当者が話していた言葉が今でも残っています。

「近隣にとって、知らない音楽は騒音ですから。理解を得るのが難しい。」

そうです、僕らがやっていることは「人によっては騒音」でしかないのです。

「なにぃ!俺達がやっているのは価値ある音楽だ!騒音だとー!」と怒りに震えるかもしれません。
例えばミナトレイヴが街のお祭りだったらどうでしょう?盆踊りの音楽などそれなりの音がしますが近場の人は「風情だねぇ」と感じるだけで「騒音だ!」とはならないでしょう。

現状アニクラというものは浅い文化であり、人によっては騒音扱いなのです。

それでも個人にすぎない僕に場所を提供いただき、そして再度提供頂けるのは「この人達だったら大丈夫だろう」という信用の上になりたっています。

信用いただいているからこそ、もっと近隣にご理解頂くことに時間を割く必要があるのだと思います。(僕も未だ十分ではありませんが汗)

https://twitter.com/kenny_2525/status/793061714812035073?lang=ja

そして、今後1,000人3,000人と大きなパーティーにしようと考えれば、広い場所を借りなくてはならないでしょう。広い場所ほど自治体が密接に関わります。

「もっと規制が緩い場所があるのでは?」と思うかもしれませんが、野外音楽堂だろうと体育館だろうと基本は同じです。騒音と感じればそこで終わる。かといってコソコソやるのもおかしい。

まさに今のうちに取り掛からなくてはならない課題なのです。
From noise to culture (騒音から文化へ) 僕が抱える課題です。

幸い1回目は「コール・MIXの大声や奇声が五月蝿い」「カラオケは勘弁して欲しい」「施設を走り回るのは危険なので辞めて欲しい」くらいのクレームで済みました。

今回の注意喚起でまた違う光景が作れることを期待しています。

ご協力を。

「ミナトレイヴは厳しすぎる」という感覚を抱くかもしれませんが、そもそも今までが「それぞれの楽しみ方を尊重し譲り合えばいい」という性善説に基づいた暗黙の了解で運営されていて、厳しく言ってこなかった背景もあります。

だからミナトレイヴが、

  • イベント内の張り紙で済まさず
  • 集客に影響するイベント前に
  • 頻繁に(週3くらい)注意喚起メッセージを伝える

というのは「他のアニクラと比べて小うるさいなぁ。行くのやめようか」と思われるかもしれません。

野外イベントは様々な人が訪れ、暗黙の了解という守りは一切なくなります。性善説に基づいた暗黙の了解で物事を進めてはトラブルが起きかねません。

もし事故でも起きれば「なんだあの危ない人たちは?」「アニクラって危ない人の集まりなんだな」という認識になります。

それはアニクラの未来にとってプラスでしょうか?自分達だけがその時楽しければいいのでしょうか?近隣の人はどうでも良いのでしょうか?

「楽しむ」方法はたくさんあります。様々な取組を行って「ミナトレイヴの楽しみ方」を探っていきたいと思います。

といいつつ。

アホな事も色々やっているので、気兼ねなくお越しくださいw

https://twitter.com/kenny_2525/status/793085119619751936

https://twitter.com/kenny_2525/status/793126828365914112

ではでは!

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