けんしろうの日常

最もマネタイズできない、DJ&ライブ配信とは?

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けんしろしちょーです。こんにちは。

アニメと音楽の街を作り、市長になることを目指しています。(名前はけんしろう市長から来ています。)

なぜそんな大それた夢を見ているかは、そのうちYouTubeで語るとして。

今僕は北新地にありますライブスペースCRCにて店長をやらせていただいています。

当店も緊急事態宣言による休業要請により、お店にお客さんをいれることが出来なくなりました。

かといってそのまま休むのはもったいないので、ライブ配信をはじめました。

ライブ配信始めた頃の写真

ライブ配信を行い、お客様にお酒を頂いたり、グッズを買っていただいたり、Amazonの欲しい物リストから物を送ってもらったりしています。

さて気になる売上ですが、2週間足らずで新卒の社会人ぐらいは軽く超えるレベルの売上にはなりました。

もちろん僕だけが得するのではなく、配信者に少なからずお金を渡しできる状況です。ライブ配信にものすごい可能性を感じています。

さてここでは「マネタイズしたいなら、これはやらないほうがいいよ」というライブ配信の手法をお話したいと思います。

私自身、日本を代表するDJでも、まして関西を代表するDJでもありません。その上店長としては3ヶ月過ぎたぐらいの人間です。

その無い物づくしの人間が試して分かったことです。

マネタイズに興味がない人は、そのままこの画面を閉じてください。そのほうがお互い幸せです。

 

1.DJのみ、演奏のみの配信

DJならDJ配信、バンドならバンド演奏の配信、シンガーなら歌配信をやりたいと思われますが、僕の経験上マネタイズできません。

なぜかと言うと、DJ配信中やバンド演奏中は「相手の反応に答えることが出来ない」からです。

ライブ配信に求められていることは、コミュニケーションです。

私達音楽で飯を食っている人は、音楽を通じてコミュニケーションを行います。いつもは私達が奏でる(流す)音楽を、会場の音響・雰囲気・お客様と作り上げる空間など様々な掛け算が行われて生で提供するわけですが…

ライブ配信の場合、私達の音を、お客様の持っているスピーカーやイヤホンへ直接流れる形になります。それは必ずしも、私達が意図した音で伝わるわけではありません。

相手にどういう音が届いているか分からないということです。

だからマネタイズを視野に入れたライブ配信は、いつも行っている音楽を媒介としたコミュニケーションより、相手に直接語るコミュニケーションが大切です。

 

2.1人で配信する

今ほぼ毎日ライブ配信を行っているのですが、1人でやるのは本当にキツイです。

最初は誰も来ない状態で2ー3時間ずっと喋り続けなくてはならないので、まずそこで心が折れます。

「コメントして下さい!」といっても、なかなかしてくれません。9割はROM専と考えたほうがいいです。

可能なら、一緒に配信できる人を見つけましょう。

ソーシャルディスタンスとか色々考えなきゃいけないこともあるので、スタッフ同士とか、演者同士とか、そういうのを気にしない方と組むのが一番ですね。

どうしても無理なら、知り合いにLINEで連絡して参加してもらうか、できるだけ知り合いが多く参加できる媒体で配信するか、2-3時間1人でも話せる脚本(または意気込み)を持つようにしましょう。

 

3.目的とゴールがない

「色んな人に認知してもらった上で自分の得になったらなぁ」とただ無策に配信する方が多すぎます。

まず「何を売るのか」「相手に何を提供するのか」をしっかり考えてから、配信に挑むことが大切です。

たとえば「配信をすることでイベントを知ってもらい、落ち着いた頃に遊びに来て欲しい」なら、イベントの割引券をECで売る。

「自分が作ったこのライブハウスを、配信を通じてただ知ってほしい」なら、各種SNSへのフォローや登録を促す。

目的とゴールを明確にしないと、ただただ時間と労力を使うだけです。

 

まとめ

ブログで話せる範囲はここまでです。

「じゃぁ実際にどうやるの?」という話に関しては、僕の公式LINEにお声がけ頂いた方にお話したいと思います。

 

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