rekordbox dj の使い方

現場でオートシンクを使うな。特にMIDIコン勢。#rekordbox

2017/05/23

この記事は2年以上前の情報です。
最新情報と異なる場合がございます。

アニソンDJのけんしろうです。

rekordbox 4.3.1を使っているのですが…強烈な仕様を見つけまして…注意喚起のために記事を書きました。

僕はPCDJでDJするときは、オートシンクを使います。

「便利ものは使う」そう考えて使っているのですが、rekordbox djのオートシンク、うっかり使うとコレにぶち当たります。

勝手にテンポレンジが変更されるのです…

アニソンDJにとって、これはかなり致命傷です。

なぜ致命的なのか、解決策は?等、詳細を説明します。

※検証環境 rekordbox 4.3.1 PERFORMANCE MODE (rekordbox dj)を使用、mac book pro 2012mid、DDJ-RBに接続&CDJ-2000にHID接続の2パターンで検証

「勝手にテンポレンジが変更される」

他のジャンルはわからないのですが、アニソンの場合フロアの雰囲気を一気に変えるため、テンポレンジを越えるBPMの曲をブチ込むことがあります。

BPM120-130ラインでDJしているとき、BPM160ぐらいの曲を入れてぐっと雰囲気を変える、みたいな感じです。

このときに、オートシンクがON状態だと起きる現象です。

実はこの時点で、ver4.2.5より前はロードした時点でテンポレンジが勝手に変更されていました。(今は修正されている。)

これも相当やばい仕様だったので、スグにPioneerDJに報告しました。

ver4.2.5以降からはこの仕様はなくなりましたが、代わりにこのような仕様に。

 

オートシンク利用時にテンポレンジ外の曲をロードし、シンク外した後テンポフェーダーをいじると、テンポレンジが変わる。

けんしろう / DJ機材ブロガーさん(@ken46com)がシェアした投稿 -

要約すると

  1. オートシンクONの状態で、テンポレンジを超える曲をロード
  2. テンポスライダーが最上部か最下部になる
  3. 「しまった。オートシンクONにしたままだ…外さなきゃ」
  4. SYNCボタンを押して、オートシンク解除
  5. テンポスライダー(テンポフェーダー)を動かす
  6. テンポレンジが勝手に変更される。
  7. 片方は10%、片方はWIDEでDJ続行。

はぁ?(# ゚Д゚)

テンポレンジが変わったことに気づかずに曲を再生して、メッチャ遅いってパターン、あるあるです…

次は早い曲をいれるから、オートシンク外してカットインで入れようとしたとき、メッチャスローになっているとか。よりによって、確認を忘れてしまった時に限ってやってしまうという…。

カットインでいれるために0%まで戻すのですが、戻しきれてないと絶妙に遅いor早い状態で再生されます。

特にDDJ-RBユーザーは注意

この仕様、特にテンポフェーダーが短いMIDIコントローラーは、大きな影響を受けます。

テンポフェーダーが短いDDJ-RBは、テンポレンジの影響を受けやすい。

1mm動かしただけで、BPMが10変わる状態に。これヤバくない?

DDJ-RBやDDJ-SB系など、テンポフェーダーが短いMIDIコントローラーは特に注意が必要です。

「オートシンクを使わなきゃ良いじゃん」という話ではない。

ここまで読んで、「オートシンク、使わなきゃいいじゃん。」と思う人も多いかと思います。

この仕様に気づいて僕もオートシンクを使っていないのですが、冒頭に書いたとおり、便利なものはどんどん使っていくべきだと僕は思っています。(オートシンクを使ってはいけないという決まりもありませんしね)

そもそも、論点はそこじゃない。

テンポレンジが勝手に変更されているという仕様が、かなりヤバイ。

こういうことがあることは、しっかりと理解しなくてはなりません。

HID接続だと更に被害拡大。次のDJに影響

MIDIコントローラーの場合は、自分の機材のテンポレンジが勝手に変更されるだけなのでまだマシなのですが…

問題はHID(Human Interface Device)接続。

PCとCDJを直接つなぐ、HID接続でも問題発生。

rekordbox が入ったPCをCDJに接続(HID)してDJしてこの現象に遭遇した場合、そのDJにも影響しますが、その後に交代したDJも、片方10%片方WIDEのテンポレンジ状態でDJしなくてはならない可能性があります。

rekordboxを使ってDJしていた人から転換するときは、テンポレンジの確認は必須です。

追記:CDJ-2000で検証してみた

CDJ-2000にHID接続して確認した所、HID接続になる前のテンポレンジが反映されるらしいので、いまのところテンポレンジが変わった状態で転換することは無さそうです。

ただ、油断はできない状況です。CDJのテンポレンジが勝手に変わるという仕様自体が、rekordboxの設定を反映するだけになっている今は良いのですが、いつCDJに保存される仕様になるかわかりません。

いずれにせよ、転換時にテンポレンジの確認は必須かと思います。

そして、できればテンポレンジが変わる仕様はデフォルトでOFFにしてほしいなぁと汗

【解決策】レコボでDJするときは、オートシンクoffで。

以上の理由により、rekordbox dj でDJするときは、オートシンクをoffにしたほうが良さそうです。

特に原曲のテンポを大事にするDJの場合、BPMが違うときはかなり違和感を感じます。

それを戻そうとしたときに、テンポレンジが変わっているためグンと変更されてしまいます。

DDJ-RBに関しては、テンポフェーダーが狭いので、1mm動かしただけで10%変わる。

相当やばい。

どんな理由があっても、勝手にテンポレンジが変更されることは、絶対にあってはいけないと思っています。

rekordbox dj のMIDIコントローラーを使う人、HID接続して使用する人。特にご注意下さい。

 

※当内容は、PioneerDJに報告済です。

PioneerDJに聞いてみた。

上記について、PioneerDJに確認をとりました。

結論から書きますと、上記動作はバグではなく正常な動作でした。(そのため記事を修正しました)

しかも、rekordboxだけでなく、CDJ自体も同じ仕様みたいなので気をつけなくてはなりませんね…

返答の中に動作仕様を変更するオプションの導入を検討するかもしれませんとあったので、もしかしたら修正が入るかもしれません。気長に待ちましょう。

対策

「勝手にテンポレンジが変更される」への対策方法は以下の通り。

  • Pioneer機材やrekordboxを使う時は、オートシンクを一切使わない。
  • オートシンクがONだったとき、曲をロードする前にOFFにする
  • オートシンクがONの時にウッカリ曲をロードしてしまったら
    ①シンクを切って
    ②テンポフェーダーを指定の位置に動かし
    ③テンポフェーダーを0%にして
    ④テンポレンジ切替ボタン押して元に戻し
    ⑤再度テンポを調整する
    という手順をふむ。

オートシンクを一切使わないほうが、ややこしくなくて良さそうです。

最後に

正直、アップデートされる度「なんでやねん!」という仕様やバグがでてくるrekordboxですが、僕としてはこれからも推していきたい。

その理由も、以前書いていますのでどうぞ。※今よりバグだらけだった頃の記事です。

そして、こういうときのためにPCDJはトラブル対応に慣れておく必要があります。特にCDJでもDJ出来るようになることをオススメします。

ではではー。

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