けんしろうです、こんにちは。
前々から書こうと思ってたんですが、時間がとれなくて。
やっと書きました。
DJ用Mac、どのモデルがオススメ?
DJ用パソコンは、WinよりMacがいいと僕は思っていますが、具体的にどのモデルがオススメなのかは話していませんでした。
Macも色々モデルが出てきています。どれを買うべきか悩む方も多いでしょう。
- CPUが凄い性能がいいやつ?
- メモリをたくさん積んでいるやつが良い?
- ストレージはどれくらい必要なのか?
色々悩むところがあると思いますが…
重要なのは、CPUでもメモリでもストレージでもありません。
本体にUSBが挿せる所が、いくつあるのかです。
オススメは、USB Type-Cが4つあるモデル。
今のMacノートは、ほとんどUSB Type-Cに変わっています。
充電もType-Cで行う状況。
その為、多くの差込口が必要になります。
曲の数が増えてきて、外付けHDDを使うようになることを考えると、
USB Type-Cは、2つより4つあったほうがいいです。
電源ケーブルと外付HDDで2つ埋まってしまうから。
2つしかないと、DJコントローラーやDJ機材に繋ぐ分が確保できません。
こうなります。
- 電源ケーブル
- 外付HDD
DJコントローラーなら
- 電源ケーブル
- 外付HDD
- DJコントローラーへのケーブル
と3つ必要です。
SeratoのSL2などオーディオインターフェイスを繋ぐとしても
- 電源ケーブル
- 外付HDD
- オーディオインターフェイス
3つ必要ですね。
CDJにUSBケーブルを直接つなぐHIDなら…
- 電源ケーブル
- 外付HDD
- CDJへ繋ぐケーブル
- CDJへ繋ぐケーブル
と4つ必要です。
USB Type-Cは、2つじゃ足りません。
そのため、僕は「USB Type-Cが4つあるモデルを買ったほうがいいよ」と話しています。
製品仕様のページを良く見て選んで下さい。
MacBookProでも2つしかないモデルがあります。
気をつけましょう。
USBハブ、実は危険。
「いやいや、USBハブがあるやん。これならType-Cが2つでも余裕」という意見も有るかと思います。
Type-Cが2つしか無いMacで、USBハブを使っている人を見ると
- 電源ケーブル
- USBハブ
- CDJの片方
- CDJの片方
- 外付HDD
という構成でやっているようです。
これでも動きますが、外付けHDDをUSBハブに繋ぐとトラブルに繋がりやすく、僕はオススメしていません。
曲が読み込めなくなったり、音が止まったり。
原因はおそらく、外付けHDDに供給する電圧不足。
回避する為のベストアンサーは、本体に直接挿すこと。
または、電源が挿せるUSBハブを導入すれば良いと思います。
僕はこれ使っています。
これを使って
- 外付HDD
- USBハブ
- CDJの片方
- CDJの片方
- 電源ケーブル
この構成なら、2つでも出来ます。
ただし、これでもトラブルは起きます。
USBハブの異常により、現場で音が止まる現象が度々起きています。
ハブを介さず、直接させるほうが安全です。
安心して使えるUSBハブは無い。
現場で一瞬でも音が止まると、雰囲気がぶち壊しになります。
プレイヤー側としては「公式が認める、動作保証か動作検証がされているUSBハブを使いたい」ですよね。
公式が認めているUSBハブがあれば、それを買えば安心ですし、もしトラブルが起きたとしても公式含めて皆で共有できます。
しかし残念ながら、rekordbox djに関しては開発元のPioneerDJが動作保証しているUSBハブはありません。
動作検証しているものも、不明です。
つまり、USBハブを使ったDJは、なんの保証もない自己責任であり、自己解決するしかないということです。
(今は変わってるのかな?)
現状、安心して使えるUSBハブは無いんです。
だから、USBハブは現場に2つ持参する。
HIDにこだわるのなら、HIDのセカンドプランも考えるべきだと思います。
Type-Cが2つしかないMacでHIDでやる人は、
- USBハブでHID
- 予備のUSBハブでHID
- USBメモリ or MIDIコン
ぐらいの用意が必要です。
ちなみに、Type-Cが4つのMacなら
- 外付HDD
- 電源ケーブル
- USBハブ
- CDJの片方
- CDJの片方
という構成でDJして、トラブルが起きたら本体から直接CDJに接続するケーブルを使えばいいのです。
こういうやつですね。
構成はこうなります。
- 外付HDD
- 電源ケーブル
- CDJの片方
- CDJの片方
この場合セカンドプランを考えると
- USBハブでHID
- 予備のUSBハブでHID
- 直つなぎでHID
- USBメモリ or MIDIコン
となります。
2番を飛ばして3番でもいいですね。
長々と書きましたが、Type-Cは4つあったほうがいいということだけ、覚えておいて下さい。
メモ
今回は「CDJそれぞれに音を送る設定」で解説しました。「DJミキサーに音を送ってCDJは操作だけ」という設定もありますが、現場のDJミキサーがUSBに対応している時しか使えない手なので、僕はあまりやっていません。
結論
結論として、僕が一番お勧めのモデルはType-Cが挿せる所が4つある「MacBookPro Touch BarとTouch ID 2.4GHzクアッドコアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz) 256GBストレージ」です。
Touch Barモデルから、Type-Cが4つになります。
特にカスタマイズする必要はありません。メモリもストレージも増やさなくていい。ストレージは外付けにすればいいです。
これに
- USBハブ 1本
- USB - USBアダプタ 2本
を買えば完璧。
値段が20万円以上しますが、24回払いのローンを組めば買えない金額ではありません。
僕はビッグカメラでローン組んで買いました。このモデルに外付けSSDをつけて現場で使っています。
「もっと安いモデルがいい」のでしたら、MacBookAirになります。
「DJ、1年先もやってるか分からんなー」ぐらいの感じなら、これぐらいで丁度いいです。
これもカスタマイズしなくていいです。メモリとか増やさなくてOK。だって1年でやめるかもしれないんだもの。
既に2年以上DJしていて、今も月3-4回出演しているなら、さっきのMacBookProのほうが良いと思います。
AirよりProのほうが、中古価格も高く、新しいモデルへ乗り換えるときに高く売れます。
ではまた。