rekordbox dj の使い方

rekordbox dj 導入のメリットとは?

2016/05/26

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この記事は2年以上前の情報です。
最新情報と異なる場合がございます。

※2017/8/22 加筆修正しました。

アニソンDJのけんしろうです。

今回はrekordbox djの導入メリットについて書きたいと思います。

まだまだ最近のDJソフトではありますが、クラブのDJ機材シェアNo1と言われるPionnerの実力を感じさせる仕上がりになっています。

僕は以前Traktor派でしたが、メリット多数のため、今は完全にrekordbox djに移行しています。

ではレビューです。

※このレビューはmac版rekordbox dj ver 4.5.0についてになります。
またMIDIコントローラーはDDJ-RBを使用しています。

rekordbox dj 導入メリット

分かりやすい画面レイアウト。

インターフェイスがPionner寄り

インターフェイスがPionner寄りに設計されていて、現場でPionnerの機材に触れる機会が多い僕にとってとても分かりやすいレイアウトです。

上の写真はDDJ-RB接続前だけど、接続するとRB専用インターフェイスに変わる。それも使いやすい。

5.0.0からは新しいデザインに変わる予定ですが、より視認性が高く分かりやすくなりそうです。

5.0.0 BETA

 

「今流れている曲に似たものはどれ?」すぐ探せる優れたサーチ機能。

rekordbox djの曲の検索は、非常に充実したオプションが用意されている。たとえば今流れている曲のBPMやKEYに近い曲を検索できたりで便利。

MASTER-DECKを押すと、今流れている曲に近いBPMやキーの曲が出てくる。便利!

MASTER-DECKを押すと、今流れている曲に近いBPMやキーの曲が出てくる。

動画にすると、こんな感じ。

この他にも優れたサーチ機能がrekordboxにはあります。別記事で解説していますのでご参考にどうぞ!

 

Pionner純正の高品質FXをワンボタンで呼び出せる。

PAD FXという機能があって、ワンボタンでFXを読み出せる。

これがすごく便利で、エフェクトに定評があるPionnerらしく、すごく優秀。

TraktorやSeratoにもエフェクト効果は用意されているけど、ちょっと違うね。

やっぱPionnerの方がいいなぁ。

クリップボード01

rekordbox dj のPADFX。ワンボタンでエフェクトが使える

PADFXは、設定を変えることで、自分のお気に入りエフェクトを登録できる。

自由に設定可能。

自由に設定可能。

traktorとかでお気に入りのエフェクト設定を登録しているのだけど、それがワンボタンで呼び出せるのはイイね!

 

RELEASE FXが搭載。RMX1000要らず。

PADFXにはRelaese FXという機能がついていて、これがまた優秀。

クリップボード01

VINYL BRAKE、ECHO、BACKSPINの3種類。これ実はRMX1000にもついている機能で、結構憧れてた。RMX1000は約10万円。10万円払わないと使えなかった機能が使える!

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RELEASE FX(青の部分)

このRELEASE FX、凄くかっこよくて滅茶苦茶遊んで使ってた。これが使えるなんて最高すぎる!

さらに!RMX-1000のエフェクトが使えるプラグインも売ってます!

約1,200円と格安!これはおすすめですよ!

 

日本語入力&日本語検索への対応

あと、macユーザーにとって嬉しい点。日本語が入力できる。

mac版のtraktorやseratoだと、日本語が入力できないので、一回テキストエディタとかspotlight検索で日本語を入力して、それをtraktorの検索窓に貼り付けて検索する。非常に面倒。

しかもDJソフトのバージョンによっては日本語入力が出来たり出来なかったり。DJによっては日本語を検索できるバージョンでアップデートを止めている人も。

しかし、rekordbox djはそれをしなくてよい。そのまま日本語で検索できる。

日本語が入力できる!

アニソンDJは日本語のタイトル名が多いので本当に助かる!これでわざわざアルファベットに変えなくてもいい!この開放感は良い。

今後も日本語で検索できるという部分は変わらないと思うね。

 

勝手に選曲してくれるインテリジェントプレイリスト

インテリジェントプレイリストはiTuneのスマートリストと動作は同じ。

インテリジェントプレイリストを作成

インテリジェントプレイリストを作成

iTuneのスマートプレイリストみたいな機能があって、これがまた便利!

BPM120から150のfrip Side 、現場で1回以上使ったことがあるリストを自動でつくる。しかも後から自動で追加される。

6回以上再生したことがあるBPM120-150のfrip Side

しかも自動で曲が追加される!便利!

よく他社を研究していると感じる。充実したオプション達。

オプションもかなり充実している。

EQで音を完全に切りたいなら、ISOLATORがオススメ。

EQで音を完全に切りたいなら、ISOLATORがオススメ。

traktorとseratoの良い所をそのまんま取り入れているね!

設定項目もpionnerのCDJに準じたものがおおくて、むしろCDJに慣れている人のほうが使いやすいかも。

 

Pionner機材との連動

この利点も結構大きい。

rekordboxに対応したPionnerのCDJやミキサーなどと連携することが出来る。

 

HOTCUEやBPM、曲の情報などをそのままCDJの現場に持ち込むことが出来る。

万が一MIDIコンが動かなくなっても、すぐに対応できるのは強い。

接続方法は、USBを使った方法やLANを使った方法等があります。解説記事書いてます!

大阪では周りのクラブ箱の殆どがCDJ2000以降を導入しているので、rekordboxに対応しといたほうが得することが多いです。

ちなみに、古いCDJでもrekordboxで動かせたりするので、その対応の幅も魅力。

 

【注意】MIDIマッピングは少し物足りない。

ここで注意点。rekordbox dj 対応コントローラーならスグにrekordboxでプレイが出来ますが、それ以外はちょっと苦労します。自分でMIDIのマッピングをしなくてはならないし、マクロもなく限定的な変更内容になる。

 

rekordbox dj は対応コントローラーを挿すと自動でMIDIマッピングが表示される。#rekordboxdj #ddjrb

けんしろう@アニソンDJさん(@ken46com)が投稿した動画 -

対応コントローラーなら、このように自動でマッピング情報が表示される。

LEARNなど必要最低限の機能を備える。MIDIのOUTとINの指定のみで対応コントローラーのみ変更可能

LEARNなどマッピングに必要な機能はある程度用意されている。

マッピングの内容。やはりTraktorと比べると少ない。modifierも見当たらない。

マッピングの内容。やはりTraktorと比べると少ない。modifierも見当たらない。

また、対応コントローラーを使いつつ、オーディオインターフェイスを別にすることもできます。

オーディオインターフェイスは認識する。

オーディオインターフェイスは認識する。

なので、コントローラーに内蔵されたオーディオインターフェイスが気に入らなかったら、別のオーディオインターフェイスを繋げて音を出すことが出来ると。

こういうやつですね。DENONを認識したのでNIもいけるはず。

ちなみに未対応のコントローラーを挿すと、一応認識はします。

 

rekordbox djにDENON MC3000を挿してMIDIマッピングできるか試した。認識はするけども… #rekordboxdj #mc3000

けんしろう@アニソンDJさん(@ken46com)が投稿した動画 -

基本的には、rekordbox djに対応したMIDIコントローラーを使ったほうが良いと思います。

 

【デメリット】

rekordboxのデメリットについてもまとめてますので、またご参照ください。

 

rekordbox dj いいじゃないか!

一通り使って、一回現場でも使ってみた結果、けっこういいなと。

何回か使ってみて、完全にTraktorPRO2からrekordbox djに移行しました!

いやぁ本当に使いやすい!

rekordbox単体買うよりも、DDJ-RBなどソフト付MIDIコントローラー買ったほうがオトクですよ!

OTAIRECORDとAmazonがオススメです!

ちなみに、ヤフオクなど中古で売っているDDJ-RBは、僕はあんまりオススメしません。

買うならぜひ新品で!

そして、今はiPhoneしかもってなくて、ゆくゆくはPC買ってDJしたい人は、wego4という選択肢も。

 

いずれにせよ、rekordbox、おすすめです!

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