久々に泣きました。30にもなって泣くとかw
でも僕にとってそれほどアニソンDJってのは大切なモノなんだなぁとシミジミと思った。
応募したくなかった。
そういう気持ちが凄く強い中mixをとりました。
だってね、送る先は何度も挨拶したりお酒を飲んだ仲ですから。
共演もしているし、自分の主催イベントにも呼んだことがある。
そのときはリクを拾ったとか色々言えるけど、今回は自由に選曲できる。
自分が下手くそだってのを自分で証明するんですよ。もう地獄。
選曲の時点でも落ち込みましたね。
なんでこんなに才能がないのか
という気持ちで一杯になって、ギリギリまで選曲に悩んでました。
周りのDJがイキイキと活躍している中、自分がスランプになっちゃって。
自分のDJとは何か?というものを突きつけられて、わからなくなって。
仕事中もmixのことばかり考えていた。
提出4時間前になっても曲が決まってなかった。
それで、公募先のレギュレーションとかお客さんのこととか一切忘れて、今僕が聞きたい曲をセレクトした。
悲しくて泣いたわけじゃない
セットを組んで最初の3曲ぐらいを軽く繋いた時、ちょっと泣いた。
別に曲に感動したわけでもなんでもなかったのだけど、あーこれだと。
正直僕自身、ヲタ芸をガンガン打つようなキャラでもなけりゃ、マイク握ってMCするようなキャラでもない。
結構静かなタイプなので曲はゴリゴリ盛り上がるしフロアも盛り上がるけど、気持ちはそこまで盛り上がっていないってのが多くて。
「ああこういうのやりたかったんだー」って最初のやなぎなぎの忘れない為にから宮野真守のFight for loveまで泣きながら繋いでたw
そのmixがこちら。
年をとると涙腺が緩むから困るねw
でも悔しくて泣いたんじゃなくて、ホッとしたというか嬉しくて泣いたね。
仕上がったものはお世辞にも上手いものではなかったけど、あぁこれだったんだと。
そう思った。
こういう静かな曲をチルアウトって呼ぶらしいけど、僕に合うなぁと思った。
チルアウトという言葉はmixを録る前にDJ batsuから教わったのだけど、そういうのが僕には合っているみたい。
mixを録ることで、新たな方向性が見えてきた
チルアウトっていうのが新たな方向性。
そしてもう一つ。
散々周りから「DJに愛がない」「もっと現場を知れ」とか散々いわれてきて凹んでいたけど、もうこれからはいいや。
音が気に入ったらアニメを見てなくてもゲームを見てなくても率先してかけていこうと思ってます。
「あいつアニメ見ずにかけた」と言われても「音が好きだからかけましたが何か?」って堂々と言おう。
逆にアニメやゲームが大好きでも曲が気に食わなきゃ一切かけないつもり。(リクエストは別)
だってDJだもの。音が気に入ったらそれをかければいい。
「音から入るってやっぱ (けんしろうさんは) DJなんだね。」って言葉、今となってはしっくりきてる。
僕はDJだから、それでいい。