アニソンDJのけんしろうです。
この前、台湾で開催されたアニソン系DJイベントに出演しました。
台湾のアニクラはものすごい熱気で、開場前から長蛇の列が出来てました。
長時間のイベントでしたが、最後まで盛り上がっていました!
僕もDJさせていただき、場の暖かさもあって最高に盛り上げることが出来ました。
最高だった!
(台湾のカメラマンさんから、最高の写真いただきました!ありがとうございます!)
さて色々と思い出がありますが、もうちょっとこれ用意したら良かったなーとか、思ったことがたくさんあったので、まずはその話をしたいと思います。
【台湾】海外で最高のDJをする為に。気をつけたい7つのこと+α。
海外といいつつ台湾の話になっていますが、ご容赦くださいm(_ _)m
目次
1.通信手段を確保すること
会場への連絡や主催との連絡、共演者との打ち合わせなど、通信手段の確保は必須です。
通信手段が無ければ、会場にさえ辿り着けない!
何も用意せず海外に行けば、当然日本の通信は使えなくなります。
そのため、通信手段を予め用意するか、現地で契約する必要があります。
他の人は、台湾で使えるポータブルWiFiを持っていく人が多かったです。
僕は自分のiPhone7をSIMフリー化していたので、現地のSIMを契約しました。
現地の空港で契約できます。
3日間4Gが使えて、100ドル分の無料通話がついて、250元。日本円で900円くらい。
3日間で900円は割高に感じますが、海外でも自分の携帯が使える安心感は凄い。
フリーSIMはかなり便利ですね。
iPhone7だと、現地SIMに差し替えると時計が現地時間に変わるので、すごく便利でした。
ただ、日本に帰ったとき自分でSIMカードを入れ替えなくてはならないので、それが不便でしたね。
2.現地の気候を調べること (台湾マジで暑い、湿気凄い)
僕、台湾の気候知らなくて。高温多湿なんですね。
本当にメッチャ暑くて。半袖までは良かったのですが、ジーンズ履いてて。本当に暑かった!
寝る時用の半ズボンさえ持ってきていなかったので、死にそうでした。
特に湿度。これが本当にキツくて参りました。
幸い、ユニクロやH&Mなど出店していたので、急遽半ズボンを購入。
POPにかかれている値段は台湾ドル。台湾元・台湾ドル・NT$(NEW TAIWAN DOLLAR・ニューたいわんドル)・圓・TWDと呼ばれます、全て一緒の意味らしい。
台湾、日本のお店が多くて助かります。小物とかダイソーで変えるし。
ただ洋服は、現地の気候をよく調べて用意しないとダメでしたね…
次から台湾は外出用半ズボンも必須だなぁ。
※クラブは長ズボンじゃないと行けないみたいなので、夜クラブに遊びに行く人は注意。
現地の気候により、当日のモチベーションや健康管理にも影響が出ます。これも結構大切です。
3.現地入り前は当然としても、設営時にDJ機材を確認すること
現地入り前に会場の機材はみんな確認していると思いますが、設営時にも確認が必要ですね。それも念入りに。
なにせ言葉が通じないので、いつも会場スタッフが教えてくれる「ちょっとCUEボタンが調子悪い」とか細かい所が分からない。音出しをしながら一個一個丁寧に調べる時間もあまりなかったりするので、DJ同士のコミュニケーションを蜜にしないといけないなぁと思いました。
あと言葉が通じにくいことがわかっていても、海外スタッフと話すようにしたほうがいいです。片言の英語でも良いですし、覚えたての現地の言葉でも良い。自分がわからないことはシッカリ聞かないと後でトラブルになりますので、大事だと思います。
4.自分の機材を飛行機にどれくらい持ち込めるか確認すること
USBメモリやCDでDJする人は問題ないと思いますが、PCやMIDIコントローラーでDJする人は自分の機材が持ち込めるか確認が必要です。
僕は、DDJ-RBとMacBookPro、それにPCスタンドと電源ケーブル、オーディオケーブル、USBケーブル・オーディオインターフェイスのTraktor AUDIO2を持ち込みました。
これだと量が多いので2つに分けました。
機内に持ち込めるリュックと、飛行機の貨物室に預け荷物のスーツケース。
機内持込(リュック)…MacBookPro・書類
預け荷物(スーツケース)…DDJ-RB・PCスタンド・電源ケーブル・オーディオケーブル・USBケーブル・Traktor AUDIO2 ・衣類
流石にPCは貨物室に預けられなかったですね。壊れたらDJ出来なくなるので。
機内持込も預け荷物も規定があるので確認必須です。
5.機材が正常に動作するか。プロジェクターは注意!
PCを使用する人、電源を使うMIDIコントローラーを使う人は、海外でも正常に動作するか確認が必要ですね。
台湾はPCもMIDIコントローラーも正常に動作しました。差込口もそのまま挿せました。
電圧やコンセントの形状は日本と同じ!?
http://taiwan.tripdiary.info/konsent/konsentokeijou.html
ただプロジェクターについては電圧に気をつけたほうがいいそうです。電圧の問題で当日持ち込んでも動かないことがあります。
主催への確認が確実でしょう。
6.CDJの練習は絶対必要。持込機材が使えない事態に備える。
これは常日頃から言っていることですが、万が一自分が持ち込んだPCやMIDIコントローラーが使えなかったときに備えて、CDJでDJ出来るようになっていたほうがいいです。
特に海外の場合、電源の問題などでうまく動かなくなることがあります。その時に対処できる方法って殆どないと思うんです。
持込機材が使えなかった時、DJ無しというわけにも行きません。やっぱり替えのプラン「セカンドプラン」を充実させないといけないと思います。
PCが動かなかったときのために、USBメモリやCDを用意しておくなど、大事です。
やっぱり、弟子達にはCDJの練習をさせたほうがいいなぁと思いました。
7.ある程度の現地語・英語は話せたほうが良い。コミュ力大事。
現地で買い物をしたり、タクシーに載ったり。
僕自身、英語が少しだけ話せるので、結構助かった場面が多かったです。
台湾では結構日本語が通用しますが、英語が少し話せると活動の幅が広がります。
ネットに繋がらなくても使えるスマホアプリがあると便利ですよー。
それに加え中国語・台湾語も話せるようになると良いかもです。
ゲストDJが中国語で観客を煽っていた風景を見て、僕も勉強してくれば良かったなと後悔しました。
英語と中国語はもっと話せるようになりたいなぁ…
你好と謝謝ぐらいはスムーズに使えるようにしときたい。
【おまけ】公共の場での喫煙と飲食、お酒には注意。
台湾でもそうですが、海外では公共の場での喫煙や飲食、お酒については厳しい所が多いです。
日本では花見や公園のバーベキューなど、公共の場で飲食や飲酒の敷居が低いと思いますが、海外では罰則や罰金があるところが多いようです。
気をつけなくてはならないのは、単なる禁止ではなく、罰金が発生すること。
喫煙所は限られた場所にしかなく、喫煙は厳禁。罰金をとられることがあるので、ほとんどタバコは吸えないと思ったほうがいいです。
また駅や公園など公共の場でお酒を飲む行為、お酒をもって歩き回る行為は恥ずべき行為らしいです。お酒を飲む時はお店か決められた場所だけにしたほうが良さそうです。(決められた場所を除く)
「知らなかった」では済まされない!飲酒に関する海外のルール
https://www.jawhm.or.jp/blog/tokyoblog/%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%8A%E5%BD%B9%E7%AB%8B%E3%81%A1%E6%83%85%E5%A0%B1/5749/
喫煙、飲酒、飲食ともに台湾では罰金がありました。無駄にお金を消費するのは勿体無い。
台湾の地下鉄は「飲食禁止」!破ると罰金に!
http://www.data-max.co.jp/2014/01/27/post_16456_sn1.html
台湾での過ごし方については、この記事がすごく参考になりました。
初心者必読! 台湾旅行の基礎知識
https://allabout.co.jp/gm/gc/4780/
喫煙と飲酒の感覚は日本とかなり違うので、これはかなり気をつけたほうが良さそうです。
とりあえずは…
- タバコは決められた場所で。または禁煙 or タバコを辞める。
- お酒を持って街を歩かない。
- 食事は皆食べている場所で。
- 駅で飲食をしない。
といったところでしょうか。
日本と同じ感覚で喫煙や飲酒をして、捕まって他の人に迷惑をかけるなんてことないようにしたいですね。
まとめ
気をつけたいこと色々書きました。あと食事とか病気になった時どうするのとか色々ありますが、それはプライベート旅行にも言えることなので割愛。
色々不安は多かったのですが、
海外で初めてDJ、超楽しかったですね!
アニソンが通じるんだーという感動が凄かった!アニソンは日本の文化ですからねー。
純粋に嬉しかったです!
お客さんから「選曲最高!」と流暢な日本語で言われた時は、本当に嬉しかった!
次はDJの腕も褒められるように頑張りたいです!
そして、美味しい台湾フードについても、どこかで書きたいですねー。
台湾、また行きたいなー。
ではでは~!