アニソンDJのけんしろうです。
DJを義務教育にという思いつきの記事を書いた後、昼休みにネットサーフィンしていると大変興味深い記事が上がっていたのでネタにします。
Google、不自然な発リンクの手動対策を大規模に実施。無料提供された商品の見返りとしてレビュー記事を書いたブログが対象か?
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-sends-warnings-outbound-links-free-product-reviews/
自社のサイトをGoogleの検索順位でトップにする。
そのために僕らWeb担当者は日々いろんなことをしているわけですが、「人様の役に立つ情報やサービスをアピールする」という原理原則に沿って運営すればいつか花開くという、精神論に近いものになってしまっています。
アングラ感ゼロの非常につまらない世の中になりましたが、致し方無い。
中学生の頃に「カフェ 鹿児島市」と検索したら風俗店のページばっかり出てきた頃が懐かしい。
悪影響です。
Googleの検索順位はGoogleによって操作されている
Googleの検索順位はGoogleによって操作されている、というのはご存知でしょうか?
まぁ陰謀論とかそういう話ではなく、単純に「Googleの開発したプログラムにより、Webページごとにランクをつけていて、検索したらランクが高いほうを優先して表示している」でしょうか。
これは昔の言い方ですが。
今は「Googleで検索したら、そのキーワードにふさわしいページを順番に表示する。」という表現が正しいですかね。
検索順位を上げるために行う検索エンジン最適化。それをSEOというわけです。
そしてそのSEOを使うとたまに相応しく無いページがでてくるわけです。僕で言う「カフェ 鹿児島市」と検索したら風俗店のページがガッツリ出てくる現象ですね。
これに対するGoogle側の対策は2通り。
- 検索のプログラムを修正して出ないようにする。
- 人力で相応しく無いページが出てこないようにする。
今回は2の対策ということです。
頭の宜しくないSEOの会社は「Googleのスキを突いてクライアントの検索順位を上げる」ことに努力しますが、結局定期的に人の目によるチェックが入れば、なんの意味も無いわけです。
しかも一度警告が発せられて順位を落とすと、全部Webサイトを作りなおさないと戻らないという鬼ゲー。
近年では「Googleを騙すようなSEO」「大した中身もないコンテンツを無理やり検索順位を上げる行為」「なんの価値もないリンクばっかりのリンク集」「広告ばっかり貼ってあって中身が無いページ」に対して、ブラック扱いし警告ないしは検索で出てこないようにするという対策を、Googleは徹底して行ってきました。
今回はそれに、「企業からタダで貰った商品のレビューを書くページに価値はない」という基準が追加されたわけですね。
不自然な発リンクに対する警告
今回の不自然な発リンクの一斉送信の特徴は、企業から無料で提供された商品やサービスについて書いたレビュー記事からの発リンクが主な対象になったと思われる点です。
レビュー記事から、その商品やサービスの詳細ページへ、見返りとしてリンクを張っているブログが存在します。
あるいは、Amazonなどでの販売ページにアフィリエイトを兼ねてリンクすることもあります。
記事でも触れていますが、今回は企業から無料で提供された商品やサービスについて書いたレビュー記事からの発リンクが対象になっているようです。
「企業から無料で」という部分をどう判断するのか?これがイマイチ解りませんが、手動でやるということはおそらく人の目で確認しているということでしょう。大変だなGoogle。
今までは怪しいところからリンクをもらっているWebサイトは軒並み検索で出てこないようにするという被リンクへの対応だったのが、発リンク対象になっています。
Amazonで有益なレビューを投稿し続けるとなれるAmazon Vineとかも対象になるのかしら?
あれもAmazonからタダで商品をもらってレビューを書かせる制度なので影響がありそう。
Googleに村八分にされたにために。リンクの貼り方
一生懸命更新したコンテンツが検索で出てこない。
その自体を防ぐためにどうするか。
一番簡単なのは全ての外部リンクにnofollow属性を使用することでしょう。
僕はwordpressのプラグイン、External Linksを使用していますが、そのオプションで「Add No Follow」をONにしています。
これによりブログに貼った外部リンクは全てnofollow属性となります。とても便利。
あとはちょっと商品写真載せてチョコっと説明文書いてリンク貼るような記事ではなく、ガッツリ魅力的でユニークなコンテンツを作るっていうところでしょうか。
僕はブログを書くときは1記事1200文字以上書くようにしていますので、村八分の対象にはなりにくいと思います。たぶんね!(ちなみにここまで2,000文字超え)
もし村八分にあったら
必要なところでnofollowを追加して、問題視された発リンクに対処したなら、再審査リクエストを送って構わない。そうすれば、ウェブスパムチームの人間が審査して手動の対策を解除できる。
再審査リクエストで審査してもらえるそうです。
おそらくGoogleのsearch consoleを使わないと行けない。まだの人は今のうち登録を。
それでは、商品レビューされている方、他社のサービスをよく紹介される方はご注意下さい。
ではでは。