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イベントの価値は集客人数だと思ってしまう。そのジレンマ

2016/01/29

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イベントをやればやるほど身に染みるのが、イベントの価値は集客人数であると。

そう思わざるをえないと。

反論があることは十二分に理解できる。

僕も集客人数だと思いたくない。

「余暇の時間を削って、お金を払って見に行く価値」をどう説明する?

でも、イベントのジャンルを全く知らない人間に「余暇の時間を削って、お金を払って見に行く価値」があるかを、どうやってわかりやすく説明できるのだろう?

たとえば、僕は演劇のことはよく知らない。

役者名や劇団の歴史を言われてもピンと来ないし、誰々が誰々のとか言われても分からない。

でも「毎回200席が満席」「キャンセル待ちが多い」など言われると、僕には価値が分からないけど人気なのかな?と思ってしまう。

お金を払っても、損しないかなと。

当然、面白そうな題材じゃないといけないけど。「自分が楽しめるか」というスケールはもちつつ。

当然そんな「みんなが見ているから」とかいう気持ちだけで行くわけでなくてちゃんとイベントの内容を確認してからだけど、全く知らないイベントに関してはどの程度人がいるのかは見てしまう。

自分の時間とお金を使うのだから。

だから、集客人数は一番伝えやすい価値なのだ

もちろん、イベントコンセプトが全く興味が無いものについては、誰も行動しないだろう。

でも、ちょっと気になる面白そうってなったとき、後押しするのは集客人数じゃないかと、そう思わざるをえない。

集客人数=世の中に認められた数という図式が頭から離れない。 

「人少ないけど超面白い」に説得力がない。

あと、「人少ないけど超面白い」に説得力がない。

超面白いのに、何故人が来ていないのか。

そう問われて、みんなどう返答するのだろう?

好きなことを分かる仲間だけでイベントをやる。

好きなことを分かる仲間だけでやる。聞こえはいい。

その「好きなことを分かる仲間」を集めるために「自分が好きなことを表現する力」が十二分に発揮できているのだろうか。

好きなことを分かる仲間だけでやる。そのモチベーションで僕も動くけど、でも演者のためにもオーガナイザーとして人はたくさん集めたい。

僕にはまだ、魅力を伝える力が足りていない。

何が面白いのか、説明ができない。 

頭のなかでまとまっていない

この件について上手くまとまっていない。

イベントに行く理由は様々だ。集客人数だけではない。

それはわかっている。

でもなんとなくみんな、頭のどこかで「集客人数」が離れないんじゃないだろうか。

オーガナイザーは特に。

だって、一番いいのは「自分が好きにやってすごく人が来ること」なのだから。

人が少なくても良いなんて、本当に思っているのだろうか。

 

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