アニソンDJのけんしろうです。
随分前になりますが、rekordbox dj ver 4.2.5 配信されました。
12/6以前よりパイオニアから4.2.5のβ版を頂いて試験運用していましたが、その時から抜群の安定性でした。
そして、4.2.5になり致命的なエラーが解消され、より使いやすく。
その後様々な現場で使用させていただいたので、使用感のレビューを書きます。
※mac版4.2.5のレビューです。
致命的エラーを解消。
4.2.5になるまでrekordbox dj には、勝手にテンポレンジが変更されるという致命的なエラーがありました。
Auto Syncを利用している時、テンポレンジを越える曲をロードし再生したときに、勝手にテンポレンジが変更されるというものです。
これはバグではなく仕様だったみたいですが、曲を視聴するためにデッキにロードしただけなのに、テンポレンジ10%がWIDEになったりすると繋げるときメチャクチャ不便です。
これ、AutoSyncを使っていなくても、起きていたエラーのようです。
そのバグがなくなりました。
・SYNC中にSYNC OFFまたはMasterを変更したとき、テンポスライダーを操作するまではテンポレンジを変更しないように改善。
テンポレンジが知らない間に変わっていることはよくあったので、非常に助かりました。
圧倒的安定度を手に入れた4.2.5
MACをCDJ2000NXS2にHID接続しての操作、そしてDDJ-RBに接続しての操作。いずれも非常に安定していて、かなり安定してきました。
Pioneer機器との相性がよく、DJ機材に接続後、即認識し音が鳴らせるなど動作もキビキビ。
以前のように不明なエラーでシャットダウンすることもなくなりました。
他にも多くの変更要素
毎回アップデートする度たくさんの機能追加&バグ解決がされています。
https://rekordbox.com/ja/support/releasenote.php
問い合わせフォームからの連絡もとても早く、開発スピードが他DJソフトより段違いで早く感じます。
日本語が通じるのは本当にありがたいですね!
MIDI マッピングに不安が残る。
ただ、まだMIDIマッピング系には不安が残ります。
rekordbox dj 正式対応のコントローラならこの問題は置きないのですが、やはりMIDIマッピング系が弱いですね。
TraktorやVirtualDJなら問題なくMIDIマッピングできるコントローラが、MIDI機器としては認識するも信号を正しくrekordbox側が受取ることが出来ない、誤作動を起こすなど、まだまだ改良の余地があるかと思われます。
今回、ピッチベンドのMIDI Learn対応したということですが、他にも対応してほしいことは山ほどあり、しばらくMIDI周りは大変だろうなぁと感じています。
現場利用者が増えてきた、rekordbox dj
なんにせよ、無料版のrekordboxを使っていた人がどんどんrekordbox djに乗り換えるなど、徐々にユーザーが増えています。
いざ自分のMIDIコントローラが使えない時、USBにデータを移してそのままプレイできるのも、rekordboxの魅力。PCDJでレコボ使いの人は一度USBにもチャレンジしてみて下さい。
使用していて気づいたことはパイオニアに常に確認していますので、また重要そうなアップデートがありましたらお知らせします。
ではでは。