アニソンDJのけんしろうです。
本業はWeb業界の人間でして、もう8年目になります。
毎年企業が出してくるエイプリルフール便乗ネタを見てきました。
エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2016年版
http://gigazine.net/news/20160401-aprilfool/
で、今年も色んな企業がエイプリルフールネタを出してます。
全部クオリティが高い。
しっかりとコストをかけてつくっているところも多く見受けられます。
でも本当に申し訳ない。僕個人としては「飽きました」
それは面白く無いとか刺激がないとかそういう意味ではないんです。
ココ最近のWeb集客のトレンドが、コンテンツ力にあるからなんです。
「エイプリルフールネタ」レベルのコンテンツが当たり前に
8年前のSEO対策と言えば、
- できるだけたくさんのWebページにリンクしてもらいましょうという被リンク対策
- 検索上位を目指したいならページ内に検索キーワードを5%以内いれましょうという内部SEO対策
など、比較的エンジニアよりの対策が多かったのですが、最近ではコンテンツ力が重視されるようになりました。
今では少しでもTwitterで話題になれば、検索エンジンに登録され検索でも出てくる時代に。
「人に役に立つコンテンツ」「上質な情報が掲載されたコンテンツ」「奇抜で人の目につきやすく、ソーシャルメディアでシェアされているコンテンツ」であれば、自然と検索結果に表示されるようになっているため、エイプリルフールにかぎらず様々なアプローチで質の高い面白いコンテンツが量産されるようになりました。
特に「奇抜で人の目につきやすく、ソーシャルメディアでシェアされているコンテンツ」については、大企業もかなり力を入れ始め、結果エイプリルフールネタ以上のクオリティを毎日どこかで見かけるようになりました。
毎日がエイプリルフール。それじゃぁ新鮮味がないよね。
毎日がエイプリルフールみたいなコンテンツを作り続ける企業
有名どころだと、バーグハンバーグバーグですね。
ここのコンテンツはいつも面白くて、つい読んでしまいます。
今では上場企業や大企業がココにコンテンツ制作を依頼することが多くなりました。
しっかりとした予算を貰ってクオリティの高いバカなことをするようになった。
そのため企業がバカなことをするというのは、もう当たり前になっちゃった。
だからエイプリルフールでも新鮮味がないんです。残念。
来年から企業のエイプリルフールネタは縮小するだろうね。
というわけで、もう来年からはエイプリルフールネタが縮小するだろうと予測しています。
去年からエイプリルフールネタを辞めた企業もボチボチ。
余談
最近TwitterをやめてInstagramに移行した僕。でも時々ツイートするのは、ブログ記事を検索エンジンに登録させるためです。
Twitter経由でこのブログを読む人には意外かもしれませんが、このブログの集客は64%が検索エンジン、17%が他Webサイトに貼られたリンクからの訪問、そして3番めになる17%がソーシャルメディアからの訪問なんですね。
だからまぁ、Twitterに記事をツイートしなくても、17%くらいしかアクセスが減らない。(もっと言うなら、ブログの収益は検索エンジンからが多い)
拡散されたらラッキーだなぐらいにしか思ってない。
話題になれば検索エンジンにいち早く登録されるので、それ狙いでツイートしています。
頑張ってクオリティの高い記事を書かないと汗
search consoleも併用しつつね!
追記(2016/4/1 13:31)
「企業のエイプリルフール」関連で検索すると、検索結果に当記事が表示されるようになりました。
投稿して1時間でインデックスされている。Googleはホント進化したなぁ。