こんにちは、けんしろうです。
アニソンDJとして活動しつつ、イベント運営も行っています。
オファーをいただく立場でもあり、オファーする立場でもあります。
その経験から僕は、DJオファーをもらえる人の特徴として、おおまかに2つだと思っています。
- DJ技術
- 仲間に入れても大丈夫な人
割合はイベントによって、9:1だったり、8:2だったり。
DJ技術については、どのレベルが必要かはイベントによって違います。
選曲・繋ぎ・全体の流れから、容姿・集客力・エンターテイメント性など、イベントによって求めるものがあるでしょう。
出たいイベントに通って確かめたほうが良いと思います。
ここではもうひとつの
「仲間に入れても大丈夫な人」
について、お話したいと思います。
ご留意事項
アニクラに限った話かもしれません。その点をご了承ください。
よくある悩み「有名イベントに出たい」
「僕、DJも頑張ってるし、出演も多いのですが、〇〇〇に呼ばれないんです。嫌われてるんですかね」
という相談を受けることがあります。
DJ技術もあって、出演も多い。名前もよく聞く人。
それでもオファーは来ない。
それは「嫌われている」のではなく…
「仲間にするには、少し不安」なんだと思います。
「仲間に入れても大丈夫」という立ち位置にならないと、なかなかオファーは貰えないかもですね。
仲間意識の強さ
最近のアニクラは、主催がトップダウンで決めることは少なくなりました。
イベントの方向性も、DJVJスタッフを含めたチームメンバーで話し合って進めていく感じが多い。
みんな仲良しです。
イベント以外でも、メンバーで遊びに行ったり、ご飯食べたり。
各々自由にやって、バックもらって、ハイ解散!という感じではありません。
そのため、仲間意識がとても強い。
技量もありつつ、一緒にいて楽しい人。
そういう人が仲間として受け入れられる感じですね。
よくイベントに遊びに来るDJさんにオファーが集中するのも、遊び仲間という認識になるからでしょう。
「素行が悪いから仲間にしたくない」という意味じゃない
ここで勘違いしないでほしいのですが、素行はあまり関係ありません。
(人殴っているとか論外ですが…)
たとえば「アルコールを飲んで潰れる人」はイベントによっては迷惑な人扱いだけど、お酒をガンガン呑んでほしいイベントでは重宝される。呑めるから。
異性関係が奔放すぎる人は、それだけ色んな人に魅力的ってことですから、イベントの華として呼ばれることも多い。
だから素行というのは当てはまらない。(店の機材を壊すとか、店を汚すとかじゃない限り)
そのイベントにとって「仲間に入れても大丈夫」かどうかが重要になると思います。
「仲間に入れても大丈夫な人」とは?
ずばり
「趣味が合って、人当たりが良くて、常に機嫌が良い人」でしょう。
たまに不機嫌な人、情緒不安定な人、SNSで感じの悪いことを書く人は、難しいかもしれません。
人間力として求められるハードルが、相当高い感じですが…
それも必要ということでしょう。
「仲間に入れても大丈夫な人」から外れてしまった時、どうすればいいのか?
オファーが減り「仲間に入れても大丈夫な人」から外れてしまった時は、どうすればいいのでしょうか?
1.遊びに行く
そもそも「仲間に入れても大丈夫な人」から外れたのではなく、貴方の存在を知らないだけかもしれません。
特にSNSをあまり使わない人。ちょっとアニクラに遊びに行かないと「最近何してるの?」とか言われたりします。
家でくすぶるのは勿体無い。
アニクラに遊びに行って、同じ趣味の人を見つけて、遊び仲間になる。
テキーラ仲間になる。クライナー仲間になる。
仲間になることが大切です。
2.別のアニクラ界隈に行く
それでも、誰もが知っている界隈から外れたときは、別の界隈に行ったほうがいい。
再スタートってやつですね。
よりどうしようもない界隈もありますが、むしろ良かったりします。
出演料がしっかり支払われたり、バック制度があったり。
個としての実力を試され、対価(お金)が支払われる事があります。
個しての実力が強い人が集まると、チームとして強かったり。
人によっては、そちらのほうが幸せかもしれませんね。
3.恋人を作る
僕が言われました。
対人関係の噂でオファー減っている人に有効なのが、ライフスタイルの変化。
特に恋人ができると周囲に「恋人出来たから、性格丸くなったかな」と思わせる効果があるようです。
どういう心理だよっ!
4.アニクラから一旦離れる
職場とか家庭環境とか色んな原因で活動休止になることがありますが、それがプラスに働くこともあります。
ただ頻繁にやると効果がない。信用をなくすから。
活動休止は慎重に。
5.金で雇われる
「仲間に入れるのは不安だけど、実力はある」という人にオススメなのが、金で雇われること。
オファー側からは「仲間に入れるのは不安だけど、仕事としてやってもらうから」という建前が作れます。
王国軍ではなく、傭兵。
ヘルシングでいう、ベルナドット隊長。
自分の技量に自信があるのなら、金で雇われるのもアリだと思います。
周りから「何故いるの?」と言われるので「仕事で来てる」と伝えましょう。
これを繰り返すと「お金を払ってお願いする人」という認識になり、今後も「お金をもらえる」人になります。
やっても無駄なこと「新たなアニクラを作る」
何かアニクラでやらかして「新たなアニクラを作って見返してやる」と頑張る人がいます。
新たなアニクラを作って何百という集客が出せても、それが「仲間に入れて大丈夫な人」に繋がるわけじゃありません。
全くの別問題です。
「自分の楽しい場を作るため」に立ち上げるのであって、「仲間に入れて欲しいから」「見返して欲しいから」とアニクラを作るのは無駄な努力だとお考えください。
コンプレックスをバネに頑張る人は、短命です。
【主催向】仲間に入れるのが不安な人から「オファーをください」と言われた時、どう答えるか?
主催は色んな人から「オファーを下さい」と言われると思う。その中で「ちょっとこの人、不安だなー」「こんな噂聞いちゃったしなー」という人もいると思います。
「DJが下手だからですか?」と聞かれて「DJは上手いと思うけど…」と答えたりすると「あーDJ以外の要素かー、なんか黒い噂回ってるな」と気づかれてしまう。
そこから周りにハッタリ仕掛けて「アイツとアイツが噂回してるな」と裏が取れてしまう。
こういう時は「DJ技術が足りない」と答えてあげるのが、優しい断り方だと思います。
結論
いろいろ書きましたが…
もし自分が「仲間に入れても大丈夫な人」から外れている自覚があるのなら、それを挽回するには時間が必要とお考えください。
ほとぼりが冷めるまで待つというやつです。
もしくは、
「仲間に入れるのは不安だけど、それを払拭する圧倒的技術がある」人を目指す。
そのほうが健全かもですね。
結局、DJ練習と現場経験を積むのがオファーを増やす近道なのでしょう。
偉そうでごめんなさい。
これから僕は、仲良くなる大切さを、とあるアニメで学びたいと思います。
ではまた。