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DJ用Mac買う人へ。オススメ機種を書いたよ。*2019年版

2019/06/13

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この記事は2年以上前の情報です。
最新情報と異なる場合がございます。

けんしろうです、こんにちは。

前々から書こうと思ってたんですが、時間がとれなくて。

やっと書きました。

DJ用Mac、どのモデルがオススメ?

DJ用パソコンは、WinよりMacがいいと僕は思っていますが、具体的にどのモデルがオススメなのかは話していませんでした。

Macも色々モデルが出てきています。どれを買うべきか悩む方も多いでしょう。

  • CPUが凄い性能がいいやつ?
  • メモリをたくさん積んでいるやつが良い?
  • ストレージはどれくらい必要なのか?

色々悩むところがあると思いますが…

重要なのは、CPUでもメモリでもストレージでもありません。

本体にUSBが挿せる所が、いくつあるのかです。

オススメは、USB Type-Cが4つあるモデル。

左:Type-C 2つ 右:Type-C 4つ

今のMacノートは、ほとんどUSB Type-Cに変わっています。

充電もType-Cで行う状況。

その為、多くの差込口が必要になります。

曲の数が増えてきて、外付けHDDを使うようになることを考えると、

USB Type-Cは、2つより4つあったほうがいいです。

電源ケーブルと外付HDDで2つ埋まってしまうから。

2つしかないと、DJコントローラーやDJ機材に繋ぐ分が確保できません。

こうなります。

  • 電源ケーブル
  • 外付HDD

DJコントローラーなら

  • 電源ケーブル
  • 外付HDD
  • DJコントローラーへのケーブル

と3つ必要です。

SeratoのSL2などオーディオインターフェイスを繋ぐとしても

  • 電源ケーブル
  • 外付HDD
  • オーディオインターフェイス

3つ必要ですね。

CDJにUSBケーブルを直接つなぐHIDなら…

  • 電源ケーブル
  • 外付HDD
  • CDJへ繋ぐケーブル
  • CDJへ繋ぐケーブル

と4つ必要です。

USB Type-Cは、2つじゃ足りません。

そのため、僕は「USB Type-Cが4つあるモデルを買ったほうがいいよ」と話しています。

Type-Cが2つしかないMacはオススメ出来ない。

製品仕様のページを良く見て選んで下さい。

MacBookProでも2つしかないモデルがあります。

気をつけましょう。

USBハブ、実は危険。

「いやいや、USBハブがあるやん。これならType-Cが2つでも余裕」という意見も有るかと思います。

Type-Cが2つしか無いMacで、USBハブを使っている人を見ると

  • 電源ケーブル
  • USBハブ
    • CDJの片方
    • CDJの片方
    • 外付HDD

という構成でやっているようです。

これでも動きますが、外付けHDDをUSBハブに繋ぐとトラブルに繋がりやすく、僕はオススメしていません。

曲が読み込めなくなったり、音が止まったり。

原因はおそらく、外付けHDDに供給する電圧不足。

回避する為のベストアンサーは、本体に直接挿すこと。

または、電源が挿せるUSBハブを導入すれば良いと思います。

僕はこれ使っています。

これを使って

  • 外付HDD
  • USBハブ
    • CDJの片方
    • CDJの片方
    • 電源ケーブル

この構成なら、2つでも出来ます。

ただし、これでもトラブルは起きます。

USBハブの異常により、現場で音が止まる現象が度々起きています。

ハブを介さず、直接させるほうが安全です。

安心して使えるUSBハブは無い。

現場で一瞬でも音が止まると、雰囲気がぶち壊しになります。

プレイヤー側としては「公式が認める、動作保証か動作検証がされているUSBハブを使いたい」ですよね。

公式が認めているUSBハブがあれば、それを買えば安心ですし、もしトラブルが起きたとしても公式含めて皆で共有できます。

しかし残念ながら、rekordbox djに関しては開発元のPioneerDJが動作保証しているUSBハブはありません。

動作検証しているものも、不明です。

公式の見解

つまり、USBハブを使ったDJは、なんの保証もない自己責任であり、自己解決するしかないということです。

(今は変わってるのかな?)

現状、安心して使えるUSBハブは無いんです。

だから、USBハブは現場に2つ持参する。

HIDにこだわるのなら、HIDのセカンドプランも考えるべきだと思います。

Type-Cが2つしかないMacでHIDでやる人は、

  1. USBハブでHID
  2. 予備のUSBハブでHID
  3. USBメモリ or MIDIコン

ぐらいの用意が必要です。

ちなみに、Type-Cが4つのMacなら

  • 外付HDD
  • 電源ケーブル
  • USBハブ
    • CDJの片方
    • CDJの片方

という構成でDJして、トラブルが起きたら本体から直接CDJに接続するケーブルを使えばいいのです。

こういうやつですね。

構成はこうなります。

  • 外付HDD
  • 電源ケーブル
  • CDJの片方
  • CDJの片方

この場合セカンドプランを考えると

  1. USBハブでHID
  2. 予備のUSBハブでHID
  3. 直つなぎでHID
  4. USBメモリ or MIDIコン

となります。

2番を飛ばして3番でもいいですね。

長々と書きましたが、Type-Cは4つあったほうがいいということだけ、覚えておいて下さい。

メモ

今回は「CDJそれぞれに音を送る設定」で解説しました。「DJミキサーに音を送ってCDJは操作だけ」という設定もありますが、現場のDJミキサーがUSBに対応している時しか使えない手なので、僕はあまりやっていません。

結論

結論として、僕が一番お勧めのモデルはType-Cが挿せる所が4つある「MacBookPro Touch BarとTouch ID 2.4GHzクアッドコアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz) 256GBストレージ」です。

 

Touch Barモデルから、Type-Cが4つになります。

特にカスタマイズする必要はありません。メモリもストレージも増やさなくていい。ストレージは外付けにすればいいです。

これに

  • USBハブ 1本
  • USB - USBアダプタ 2本

を買えば完璧。

値段が20万円以上しますが、24回払いのローンを組めば買えない金額ではありません。

僕はビッグカメラでローン組んで買いました。このモデルに外付けSSDをつけて現場で使っています。

「もっと安いモデルがいい」のでしたら、MacBookAirになります。

「DJ、1年先もやってるか分からんなー」ぐらいの感じなら、これぐらいで丁度いいです。

これもカスタマイズしなくていいです。メモリとか増やさなくてOK。だって1年でやめるかもしれないんだもの。

既に2年以上DJしていて、今も月3-4回出演しているなら、さっきのMacBookProのほうが良いと思います。

AirよりProのほうが、中古価格も高く、新しいモデルへ乗り換えるときに高く売れます。

ではまた。

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