けんしろうです。
相変わらずバズっております。
あ、アニクラ主催の皆さん。
4/1から「未成年の入場NG」になる会場があります。
国に定められた喫煙室がない会場は、店舗全体が喫煙室扱いになり未成年NGになります。
イベントの時だけ喫煙禁止とかも通用しません。
ルールを破ると罰金50万円の恐れ。
未成年には最新の注意を払いましょう。 pic.twitter.com/6WJXJKYaaS
— PayPayで奢られる人@けんしろしちょー (@ken46_shicho) March 17, 2020
(補足説明などはこのツイートのリプライで解説していますので、そちらもご確認ください。)
1000RT超えました。影響力衰えず。
というわけで、未成年はアニクラに”ほぼ”行けなくなるのか、理由を説明しますね。
改正健康増進法
実は4/1から屋内原則禁煙となります。
ただ政府や自治体も非情ではなく「資本金5000万円以下、かつ客席面積が100㎡未満のお店は、国が定めた喫煙室を作って分煙しなくても良し!」という経過処置を用意しています。ただし、屋内でタバコが吸えると未成年は入れなくなります。
アニクラの会場は客席面積が100㎡未満のバーや飲食店が多いでしょうから、もし屋内禁煙にせず喫煙室を作らない場合はこの経過処置に該当するわけです。
お店が国が定める喫煙室を作ればいいのですが、少ない客席を潰して何百万もかけて作るかは…現実的じゃないでしょう。
結局の所、会場は今年4/1までに、屋内禁煙か、喫煙OKだけど未成年入場不可の2択を選択しなくてはなりません。
(屋外に喫煙所を作る手もありますが、そこがビルの共用スペースの場合はテナント管理会社との話し合いが必要になります。路上や店先で吸わせる場合は近隣トラブルが起きないよう配慮が必要になりますね。大変だ…)
すぐに罰則が来るわけじゃないけど…
ツイートではルールを破ると罰則50万円と書きましたが、未成年を入場したら直ちに罰則というわけではありません。
指導と助言があり、勧告、命令の後に罰則適用となります。喫煙室に未成年を入場させただけなら今の所すぐ罰則(過料)適用ではないのですが、芋づる式に他の義務違反が見つかって50万円というのはありえるかもしれませんね。
どちらかというとお店やイベントが「屋内分煙しているよ!」と告知しているけど、実際は国が定めた喫煙室が用意されていなかったケースのほうが罪深いようですね。
あと「昼は屋内禁煙(屋外喫煙)だから大丈夫」とか「イベント中だけ屋内禁煙(屋外喫煙)にする」という対応は誤りです。指導の対象になるかと思います。
まとめ
というわけで、4/1から未成年が入場できなくなるアニクラが出てくるよという話でした。
4月のイベント(特に昼)を主催する人は、早急に会場へ確認したほうがいいでしょう。
ちなみに僕が店長を務める北新地CRCは、喫煙可能(未成年入場NG)となりました。お店の前に灰皿置こうと思ったのですが避難通路になっているので消防法で無理だった…。
演者も例外ではありませんので、未成年の地下アイドルやコスプレスタッフなどはCRCに呼べなくなります。
地下アイドルイベントとか交流会に興味あったのですが…残念。
コロナウイルスの件もあるし、飲食店には厳しい時期ですが、頑張ります。
遊びに来てね!
詳しく知りたい方は
ざっくりとした説明だったので、詳しいことはこちらのページを御覧ください。
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000189195.html
またこの動画解説もわかりやすいのでオススメ。