社労士によるパワハラ指南ブログが炎上
モンスター社員の解雇方法というブログで書かれた「社員をうつ病に罹患させる方法」って記事が話題。
内容はこんな感じ。
モンスター社員の解雇方法「社員をうつ病に罹患させる方法」
- 適切にして強烈な合法パワハラ与える
- 事あるごとに反省文を書かせる
- 失敗や他人へ迷惑をかけたと思っていること、不快に感じたこと、悲しかったことなどを自分に非があるように関連付けて書かせる
- 万が一本人が自殺したとしても、うつの原因と死亡の結果の相当因果関係を否定する証拠を作っておくこと」とまでアドバイスしている
で、絶対誰か魚拓とってると思ったんで見つけてきた。
モンスター社員の解雇方法「社員をうつ病に罹患させる方法」(web魚拓)
思いの外酷い内容だった。
合法パワハラを与えましょう
「合法パワハラを与えましょう」とか結構酷い文言が多くて、突っ込みどころ満載。色々突っ込んでみた。
- なんとかうつ病にして会社から追放したいって、普通に解雇すればいいじゃないの?
- 就業規則に遅刻の禁止を入れるのはわかるけど、上司への文句や就業時間中の喫煙の禁止って必要?(タバコ休憩は僕も否定派だけど)
- 適切な理由でっち上げましょうってでっち上げなら適切ちゃうやん。
- 反省文に今までの失敗とか他人への迷惑の文言書かせる必要ある?この会社で起こした問題であってそれ関係ないよね?
- うつ病の性質を知った上で(過去に否定的な執着する等)の責め方がえげつない。
- うつ病で自殺されてもって…
- 最後の一文が病んでる。
合法パワハラとか書き方が悪かったとも思える。
たとえば、就業規則にタバコ休憩の時間とか遅刻の禁止とか入れるのはいいと思うのだけど、違反した時は反省文じゃなく始末書にする。そして始末書の数や質を人事評価に反映させて給与を変動させるor解雇理由にするって内容のブログだったらここまで炎上しなかったんじゃないかな。
社労士が今まで経験したモンスター社員への怒りとかが文面に出ちゃったのかなー。
合法パワハラとかモンスター社員に精神的打撃与えることが楽しくなるとか、過激。
「給料は仕事ストレスの我慢料」となったら危険信号
給料は仕事の我慢料って言う人やそういう働き方する人良くいるけど、それもしかしてパワハラかもよ?
負けず嫌いな人ほど戦おうとするけど、さっさと逃げたほうが良い時もある。
転職してしまうのも手。めちゃくちゃ面倒くさいけど。
僕は転職して環境変えていく派です。パワハラ受けたら転職しましょw
続報:当の本人は、釈明するつもりがないそうです。
「モンスター社員をうつ病にさせる方法」で物議の社労士 「ダメージ与えて真人間に立ち直らせるのが真意」
https://news.careerconnection.jp/?p=18896
第三者による解説。この解説がもっとも面白かった。こういうアドバイスをする士業には要注意だそうです。
ブログ炎上で露わになった「ブラック士業」の実態
http://bylines.news.yahoo.co.jp/konnoharuki/20151218-00052579/