アニソンDJのけんしろうです。
以前、おたみっくす!からオファーを頂き、DJさせていただきました。
只今!
Guest DJの けんしろうさん!!めちゃくちゃ盛り上がってます\\\٩( 'ω' )و ////#おたみっくす pic.twitter.com/Eq81jretK5
— おたみっくす! (@_otamix) July 9, 2017
なんと2ヶ月前!
遅すぎるイベントレビュー。
なんで今更書くのかというと、色んなイベントに出演してきた中で、おたみっくすの良さというのがシミジミと分かってきたからなんですね。
以前ゼロカツに参加した時は、速攻でブログを書くことが出来ました。
それはゼロカツの良さがスッと理解できたからなんですね。
でも、おたみっくす!に関しては、なかなか言葉にするのが難しくて…。
何度かリレーションに通うようになって、やっと最近まとまりました。
ゲストにも力をいれている「おたみっくす!」
今ではどのアニクラもゲストに力を入れていますが、7月時点では群を抜いてゲストに力を入れていたのが、おたみっくす!でした。
東京や大阪など他地域からDJを多数ブッキング。
「色んな所からDJをブッキングしているアニクラが名古屋にある」と大阪でも噂の的でした。
僕ら大阪のDJにとっては、名古屋に大阪のDJが出るとなると、ニュースになるんですね。
それだけでも「ちょっと名古屋行ってみるか」となります。
あと、たまたま名古屋にいたときに「おっ◯◯さん来ているなら行こうかな」と思うので、遠征していた人も呼べる。
パーティーは非日常の演出が不可欠である以上、ゲストというのは結構大事なものだと僕は思っています。
そう考えると、おたみっくす!は昔から一目置かれる存在だったと思います。
機材の充実度
あと、DJ機材が新しいものが導入されていて、非常に使いやすい。
出演するDJとしても、慣れている機材が使えるのは助かります。
またスピーカーがElectro-Voiceというのも、僕としては好印象。
僕も同じメーカーのスピーカーを3台持っていますが、色んなジャンルの音を流しても綺麗に音が出る、PAにあまり頼らなくていい非常に信頼できるスピーカーです。
四つ打ちからロック、アコースティックまで様々な音楽が流れるアニクラには、このElectro-Voiceがぴったりです。
さらに、今年頭にサブウーファーが導入され、音については安心感があります。
あとはどこにいても映像が確認できるTVとプロジェクター。最善で映像で高まる以外にもバーカンでまったりお酒を呑みながらも映像を楽しめるのはとてもいいです。
こういうシーンに合わせて使い分けができるお店は、商売繁盛しやすいと言われています。よく考えられた店舗レイアウトだなーと思います。
個性豊かなDJ陣
3月に共演したころちゃんや、以前5月に挨拶させていただいたひなさん、今回初めて共演したカップさん、婿さん、Tune-A-THさんのDJ技術はそれぞれの個性がありつつ非常に高いレベルで。ずっと楽しかったです。
それを支えるVJのキツさんやけーたさんも素晴らしかった。映像の持込など僕の無理なお願いに答えていただき、嬉しかったです。
前回共演できなかった、キュウさんと綾っぺさん。昨日キスプリでDJを拝見させていただいて、かなり凄いDJでした。来てよかったです。
あとはしんいちさんのVJプレイ、なんとか時間を作って見に行きたいですね―。
お酒が美味しい&安い
お酒も色々と揃えていて、しかも安い!
今話題の小瓶のお酒もあったり、テキーラやSOCOはまとめて買うとやすかったり。
ついつい散財してしまうのが玉に瑕ですが、楽しいから仕方ない。
物凄く気持ちよくリーズナブルに酔える場所ですね。
イベントを楽しんで欲しい気持ち
何よりも僕が感激したのが、「イベントを楽しんで欲しい気持ち」
僕が初めておたみっくす!に行ったのが5月。
僕がまったりお酒を飲んでいると、ひなさんが話しかけてきて。
「なにか聞きたい曲やリクエストはありませんか?」と聞いていただいたんです。
僕だけではなく、色んな人に話しかけてリクエストを集めていて。
その情報をまとめて、DJに伝えていました。
僕、そういうの大好きでして。
パーティーに来てくれた以上、楽しんで帰っていただきたい。
DJイベントにとっては、それは「自分の好きな曲が流れること」だと思うんですね。
その1曲をかけていれば、また来てくれたかも知れないのに。そういうパターンは結構あります。
だからお客さんに思い切って聞いてしまうというのは、重要ですし。思いついてもなかなか出来ないことです。
リクエストに答えるDJも大変ですし、VJも映像が用意できないこともありえるけど…
そういう「小さなことでも、期待に答えること」って、大事なんですよ。
僕もすごく大事にしていることです。
だから、「良いイベントだなー」とお客で来たときから思いました。
それから2ヶ月後。オファーを頂いたとき、すぐにお返事させて頂きました。
これはマジな話なのですが…
来ていただいたお客さんに対して、何ができるかを考えるって、すごく大事なんです。
僕はDJは好き勝手にやってはいけないと思う派です。
物凄くDJが上手いなら別ですが、基本はパーティーに身を捧げるべきと思っています。
自分だけが楽しいではなく、みんなで楽しい。
それが出来なければパーティーは衰退するし、DJも端っこに追いやられます。
好きな曲でDJすることも大事なんですが、全曲好き勝手にやるのではなく、せめて自分の中で一曲だけでも「来てくれたあの人に捧げる曲」みたいなの、用意した方が絶対いい。
それがアンセムなのか、誰も知らない名曲かはその時の判断ですが、いずれにせよみんなと楽しむ心は大事です。
そういうものが、おたみっくす!にはあると、感じています。
やはり、誰が関わるのかでイベントの色が出ますね。
おたみっくす!は、一度行って欲しい。
ぜひおたみっくす!は遠方からでも遊びに行って欲しいイベントです。
ゲストが豪華なこと、お酒が美味しいこと、全DJのレベルが高いこと、そして、お客さん一人ひとりのケアが行き届いていること。
毎月楽しめるのがうらやましい!
あとは、イベント後に打ち上げがあるのもいいですね!
演者とお客さんが一緒になって打ち上げというのもなかなかない経験だったので、とても楽しかったです!
こういうの、もっと僕もやっていくべきなんだろうなぁ…頑張りたい…。
名古屋も凄い。
僕が出演した7月からもう2ヶ月。名古屋はどんどん勢いのあるアニクラが出来ていますね。
以前から継続しているアニクラに加え、新しいアニクラも増えている光景を見て、まだまだ関西も盛り上げたいなーと思います。
僕らが関わるものって、あくまで娯楽。
衣食住の「寒いなー」「お腹すいたー」「眠たいなー」という自然な欲求に答えるサービスとは違い、「音楽」とは「あってもなくても、どうでもいいもの」に近い。
でも不可欠なのは、「日常をより彩るもの」もしくは「日常を忘れさせてくれる非日常のもの」だからだと僕は捉えています。
衣食住と比べ、自然に欲求が生まれてくるものではない。
だからこそ「こういう楽しみ方はどうですか?」とか「こういう音楽はどうですか?」とか、「こういうふうにダンスして楽しもう」とか。
こちら側から提案し、非日常の世界へ巻き込んでいく。
だからこそイベントとは、相当に体力を使うものだと思っています。
そういう意味では、おたみっくすは非常に力をいれていると思います。
おたみっくす。まだ行ったことない人は一度遊びに行ってみて下さい。
※一部、上から目線な内容もありましたが、ご容赦ください。