アニソンDJのけんしろうです。
あらゆるDJイベント(主にアニクラ)に関わってきた僕ですが、本当にどうしようもないイベントとして、大人の事情が見え隠れするDJイベントというのがあります。
大人の事情とは、箱(LIVE会場やクラブ会場のこと)と主催の都合でイベントの内容が変わったり、当日とは聞いていないことになっていたりのことですね。
年1ぐらいでたまーに遭遇するのですがこれが本当に最悪で。心の平穏が乱される!
で、5つのパターンを書いてみた。
目次
1.告知後、会場が変わる (ヤバさ★)
会場ともめたのか、ぜんぜん違うところに会場が変わるパターン。
「そんなことは聞いていない!」「言った!」って流れですね。巻き込まれたことあるあるw
ただこれは会場のせいというのもあるので、一概に主催のせいとは言えないね。場合によっては同情することも。
僕もダブルブッキングをかまされたことがあるなぁ(遠い目)
2.告知後、主催が交代する (ヤバさ★)
イベント告知して、準備している最中に主催が交代してしまう。
えっと、何があった?
やってられんわ!って感じで主催が抜けたのか。その経緯がわかることもあれば、わからんこともある。
LINEグループでみんなに説明があって抜ける分にはいいけど、急に抜けるのは良くないね。
僕も主催抜けたことあるけど。告知後ではなかったしメンバーにも関係者にも挨拶をしてから抜けた。どうやっても残った人にはモヤモヤがあるだろうなぁ。
これも引き継いだ主催のリカバー次第だと思う。
3.当日タイムテーブルに空白がある (ヤバさ★★)
急にババっと演者が抜けて、最後まで出演者が誰かわからないやつね。
僕が体験したのが「次の演者来るかどうか分からないからDJでつないで」って言われたこと。1時間半延長して3時間ぐらいDJした。12月の屋外で。アホか死ぬわ!
「何故決まってないの?」と聞くと「返事待ちなんです」って言われて。え?もう来週にイベントあるんですけど!っていうのもあった。
DJもどんな曲をかけたら良いのかわからないし、怖いし。不安でたまらない。
タイムテーブルに謎の空白があるイベントは、ヤバイ。
4.音が5回以上止まる (ヤバさ★★)
電圧か配線の問題かわからないけど、凄い音が止まる。
DJが止めてしまうのではなくて、設営ミスで止まるパターン。
冗談じゃなく5回以上音が止まったイベントを見たことがある。
もうこれは最悪だね。よっぽど改善されないかぎり次オファー受けたくない。
でもスピーカーが死ぬっていうのは例外。寿命的な問題なので仕方なし。次頑張ろ!
5.イベント直前で料金が値上げ (ヤバさ★★★)
よく箱イベであるパターン。採算がとれないと途中でわかったんでしょうね。
えっ?値上げって物価が変わったわけでもないのに?って思う。
これはどう考えても演者のためでも客のためでもない、箱と主催の都合。
他にもイベント告知には載っていない料金が追加されるなどもあります。
イベント中にクロークができて500円とられるとかね。せめてワンドリにしとけよ!それなら無しでええわ!
6.当日責任者がいない、捕まらない (ヤバさ★★★)
え、まじで?って思うかもしれませんが当日責任者がいないってパターンあります。
「アイツどこ行ってん怒」って声が聞こえるやつ。電話しても繋がらず。
7.当日責任者に聞いても「分からない」と言う (ヤバさ★★★)
当日責任者の主催に聞いても「分からない」「それは音響に聞いて」「それはスタッフに聞いて」というパターン。
お前は何も知らないんかい!
なら顔合わせの時に「〇〇のときは〇〇に聞いてね!」って説明しとけばええやないか!
そしてその人に聞くと「それは主催に」って言われるし。もう!
血圧上がるわァァァァ!!!
(*´Д`)ハァハァ
(´Д`)ハァ…
まとめ
注意したいのは、これらを回避したとしても「成功するイベント」ではないということ。
あくまで「失敗しないイベント」でしかないってことです。
ちゃんとしたDJイベントって形を作るだけでも相当大変だぁ。
と、ここまで書いておきながら、僕も昔やらかしたこともあったり(全部じゃないけど)
気をつけないと…
今後この記事が僕へのブーメランにならないよう頑張ります。
追記 演者を客寄せパンダ扱い。 (ヤバさ★★★★)
DJ活動の集客ジレンマを洗い出すを読んで思ったこと。
「あいつ客呼べるから」って理由でオファーするのはいいけど、なぜ呼べるのかその本質をシッカリ見るべきだと僕は思う。
可愛いからカッコいいからとか、そういう目に見える部分以外の音楽性とかエンターテイメント性も評価されてお客がついているのであって。
一度でいいから現場でDJを回している姿を見てオファーして欲しいと思う。
以上です!