アニクラの作り方 ミナトレイヴ

クラウドファンディング50万円を達成する為に。自分を売ること、お客さんに喜びを提供できていたのか見直すこと。

2018/06/20

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けんしろうです!

クラウドファンディング、残り10日。

50万円目標だったのですが、なんと!あと6万円です!すごい!

過去最大級のサウンドシステムで、野外アニクラをやりたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/75463

地震の関係で今Twitterの告知は自粛しているのですが、それでも地道に伸ばしています。

皆さん本当にありがとうございます!

クラウドファンディングで問われるもの

さて。

今日有料マガジンを書きました。そこから派生するお話を。

アニクラ・パラダイムシフト
https://note.mu/ken46/n/n714a41d8f9fc

2年前にクラウドファンディングをやって。

その時は5万円目標の16万円でゴールしました。

このときも相当きつかった。

しかし、今回は50万円。

かなりハードルがあがりました。

新卒の給料2倍以上を1ヶ月弱で集めると。

スタッフが言っていました。「自分の給料以上のお金を集めるなんて想像できない」

そのとおり、想像できないし滅茶苦茶大変です。

50万という高すぎる目標に対し、僕がクリアしなくてはならない課題は2つでした。

1.自分を売ること

まず、自分を売ること。

「アイドルはクラウドファンディングでお金を集めやすい」とよく聞きます。それを「可愛いから集まる」と解釈する人が多いようですが…

その側面以上に、彼女達は「自分を売る」ことに慣れています。だからこそクラウドファンディングに強いと僕は思います。

今までDJイベントをやってきて、イベント全体のバランス・和の重要視していましたが…今回は「和」とか「出る杭にならんように」とか気にしている場合じゃありませんでした。

出る杭になる勢いでやらないと、1ヶ月弱で50万円なんて集められない。

だから、僕も自分を売りました。WebサイトとTwitterだけでは全く足りない。だから、メッチャ営業しました。ドブ板営業です。

個人や企業に対して、自分のやっていること、自分のイベントの価値、将来など話すことを徹底しました。

色んなバーに行き、自己紹介をして、クラウドファンディングページを見せて感想をもらう。どんなリターンが欲しいのか色々聞く。そして自己アピール。

自分を売ることって中々やらないので、ものすごく苦労しました。

どんな言葉を使えば良いのか、リターンはこれでいいのか。PDCAをずっと回して、何度もやり直しました。

会う人には「よかったらタンブラーだけでもいれてよ。高いけど笑」と冗談を交えつつ、いろいろ改善点を聞きながらやり方を修正していきました。深く考えすぎると上手くいきません。

それから少しずつ入るようになって。驚いたことに、タンブラーよりも高いリターンがどんどん売れていきました。中盤で25万円入ったのかな?

クラウドファンディングの平均支援単価は1万円と書かれていましたが、ミナトレイヴの場合約2万円です。これは凄いなーと思っています。とてもありがたいです。頑張ります。

ただ、そんな高いの選ばなくても、全然気楽な支援で良いです。

悩んでいる方はよろしくです(営業)

2.お客さんに喜びを提供できていたのか、見直す。

後は、お客さんに喜びを提供できていたのか、見直す機会になりました。

「DJとしてお客さんに喜びを与えられていたのか」
「価値のあるイベントになっていたのか」

イベンターでありDJでもある僕は「イベントなんとか終わったー良かった良かった」「意外に人が入ったなー」で終わらすことが多くて。

そうじゃなくて!お客さんに喜んでいただけたのか、ひとつひとつ確認しなくてはならないんです。Twitterでアニクラの感想を上げる人が減っているように感じる現状だから尚更。

Twitter見て「クレームあがってないなー良かったよかった」で終わらすのではなく「本当に楽しんでもらえたのか」「もっと楽しんでもらうには」という視点で考えていかなければならない。

それに気づいた時、僕は危機感を抱いたんですね。

「最近DJVJやオーガナイザーとしか会話していないじゃん」
「僕、お客さんと会話してないじゃん」
「僕、身内ばっかりと喋ってるじゃん」
「楽しんでもらえたか、確認してないじゃん」
「集客に必死で、今のお客さんが見えてないじゃん」

って。

そういう「自分がやってきたことで、喜んでいただけたのか」を「相手に確認していない」のは良くないなと、感じるようになりました。

その相手に「どれくらいの価値を提供できているのか」が出来ていないと、クラウドファンディングで支援告知をしたときに「お前にはお世話になっていないし、その上で支援してくれとか都合良すぎ」と思われてしまう。

僕も「お前都合良すぎ」と影で言われることもあります。それは僕が相手にとって価値あることが出来ていないからだと思います。自分の過去やってきたことが、今試されていると。

僕のイベントは、僕のDJは、果たしてDOOR代以上の娯楽を提供できているのか。自信を持って価値があると言えるのか。クラウドファンディングはそれを見直すキッカケになりました。

まとめ

クラウドファンディングは、自分の過去やってきたことにどれ程の価値があるのか、それが数値化される恐ろしい仕組みです。

目標に足りなければ、躊躇なく自分を売っていかないと達成できません。

Twitterやネットだけで支援が集まれば、それが一番かっこいいと思います。でも僕はそれに加えてドブ板営業をやりました。

綺麗事で50万円は集められない。そう実感しています。

出演者やスタッフ一同、みんな頑張っているので、その努力が実を結ぶと良いなと思っています。数字であったり、推しノボリであったり。

「自分を売ること」「価値を見直すこと」である程度息を吹き返したクラウドファンディングですが、あと6万円とはいえ未達成です。

引き続き、頑張ります!

過去最大級のサウンドシステムで、野外アニクラをやりたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/75463

ちなみに、個人的には規格外チョコレートを推してます。カッコいいタオルもつきますので、ぜひご検討下さい。

ではではー!

記事の感想

信頼ジャックポット、なるほど!

それを考えると、もっと信頼される自分であったり、イベントを目指さないといけないですね!

精進します。

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