アニソンDJのけんしろうです。こんにちは~。
DDJ-400、出ましたね!
2018年に突如現れた、エントリーモデル。現場で使えるDJソフト付で3万円前後。手が届きやすい初心者にオススメしたい機材です。
早速アマゾンで1位になっています。
Pioneer DJ パイオニア/DDJ-400 DJコントローラー
僕も早速購入しました。購入先はオタイレコード。
【OTAIRECORD】Pioneer DJ DDJ-400
★rekordbox dj無償ダウンロード!
HOW TO DJ講座 進呈!DJ初心者はじめてブック付
はじめてDJ機材を買う人は、ぜひスピーカーセットを。とても良いですよ。
6/27オタレコに注文して、6/29に届きました。早い!
昔僕が記事を書いたDDJ-RBと並べてみた。
新しい機材を買うとワクワクしますね!
DDJ-RBは生産終了するそうで、残念です。
さて、DDJ-RBと比較してDDJ-400がどのように違うのかレビューしたいと思います。
ベストセラーのコスパ最強機材、
DDJ-400をご紹介します!!
※主にDDJ-RBとの違いを書いていますので、この記事を読んでからのほうが楽しめます!
※僕視点でのレビューであること、ご容赦ください。
商品写真&スペック表で比較
まずは商品写真とスペック表をもとに比較します。
Pioneer DJ の 公式サイトを元に比較表を作りました。記載がない部分は調べて埋めました。
違うところは、黄色のアンダーラインを引いています。
DDJ-RB |
DDJ-400 |
|
USBバスパワー |
○ |
○ |
Plug and Play |
○ |
○ |
Included Software |
rekordbox dj |
rekordbox dj |
幅 | 482.6 mm | 482 mm |
高さ | 58.5 mm | 58.5 mm |
奥行き | 272.4 mm | 272.4 mm |
本体質量 | 2.1 kg | 2.1 kg |
サウンドカード | 24 bit/44.1 kHz | 24 bit/44.1 kHz |
再生周波数帯域 | 20 - 20000 Hz | 20 - 20000 Hz |
S/N比 | 103 dB | 103 dB |
全高調波歪率 | 0.005 %以下 (USB) | 0.005 %以下 (USB) |
Channels | 2 | 2 |
Deck Control | 2 | 2 |
Jog Wheel | 128mm | 約128mm |
TEMPO Fader |
約40mm |
約60mm |
Filter | HPF/LPF | HPF/LPF |
Hot Cues | 8 | 8 |
Sampler | 16スロットx 4バンク | 16スロットx 4バンク |
Pad FX | ○ | ○(SHIFT切替) |
Beat Loop | - | ○ |
Beat Jump | ○(SHIFT切替) | ○ |
SLICER | ○ | - |
SLICER LOOP | ○ | - |
Sequence call | ○ | - |
MEMORY CUE | - | ○ |
Manual Loop | ○ | ○ |
Fader Start | – | ○ |
Crossfader Curve Adjust | – | ○ |
入力端子 | 1 MIC (1/4 inch Jack) | 1 MIC (1/4 inch TS Jack) |
USB | 1 USB B端子 | 1 USB B端子 |
出力端子 | 1 MASTER (RCA) 1 HEADPHONE MONITOR (Mini-jack) |
1 MASTER (RCA) 1 HEADPHONE MONITOR (Mini-jack) |
(Fader Start等、公式サイトで触れてないだけで、実は使用できる機能もあります。)
比較すると、大きさや音質などにさほど大きな変更は見当たりません。
しかし使用感は凄く変わりました!
実物を触って比較。違うポイントまとめました。
実際にDDJ-400を買って、今使っているDDJ-RBと比較しました。
テンポフェーダーが長くなった。
テンポフェーダーが物凄く長くなりました。比較すれば一目瞭然。
約40mmから、60mmに伸びました。
実はツマミ自体の大きさも一回り大きく、高くなっています。
これだけのために買ってもいい。凄く使いやすくなりました。少し重めですが、これぐらいがちょうどいいでしょう。
ホイールに滑り止め加工
プラッターの横側に、滑り止め加工。上はツルツルで、横側はザラザラしています。凹凸がついていますね。
家にあるCDJ-2000と比べると、そっくりです。
かなりCDJを意識していることがわかります。
JogWheel同士が離れた
DDJ-RBと比べ、DDJ-400はJogWheel同士が離れました。これが結構印象が変わりまして、よりCDJ+DJミキサーの雰囲気を感じさせます。
赤枠がCDJの機能、青枠がDJミキサーの機能なのですが、DDJ-400は赤枠と青枠が綺麗に分かれています。
この整理されたレイアウトが、現場のCDJ機材を使っているように感じさせますね。
JogWheelの大きさは変わらず
DDJ-400で小さくなったように感じましたが、測ってみたら同じでした。
色や配置の問題で小さく感じるのかなと。使用感もほとんど同じですね。
クロスフェーダーは変わらず
クロスフェーダーは変わらない感じです。
ここは妥協するところでしょう。
レベルメーターがEQの横に
レベルメーターがEQの横につきました。
これが見やすくて、EQを触っているとどれだけ音量が落ちているのかわかります。目盛りは5つしかありませんがとても見やすい。
RELEASE FX がより直感的に。
今まではPADFXで可能だったRELEASE FXですが、DDJ-400ではSHIFT+FXボタンで呼び出せるように。
PADFXでも使いやすかったのですが、より直感的になりました。右デッキのSHIFTを使うといい感じ。
ループが使いやすくなった
ループがCDJと同じレイアウト、同じ仕様になっているのでCDJ感覚で使えます。
LOOP IN を長押しすると4BEATループになるところも同じですが、ループ中にCALLボタンを押すとループ間隔が変化するのも同じ。
大きさなど細かい違いはあるとはいえ、そのままCDJデビューしても操作で迷うことはないでしょう。
MEMORY CUEが追加された
極稀にアニソン以外の現場でDJさせていただくのですが、CDJの現場ではMEMORY CUEを使うほうが多くて。
昔TryHardというところでDJを教わっていた時も、MEMORY CUEの使い方を教わっていました。
CDJのときによく使っているMEMORY CUEが、3万円前後のエントリーモデルで設定できるのは、なかなか無いと思います。
BEAT LOOPが追加された
PAD切替にBEAT LOOPが追加されました。それぞれのボタンは下記の通りに割り当てられています。
BEAT JUMPも追加された
たまに「うわ、1拍ずれてる…」とか「うわ、1小節早かった」とか繋いでて経験するのですが、そのときにBEAT JUMPを使うと便利です。1拍だけ前にズラす、1拍だけ後ろにズラすなどが出来ます。
それがすぐに呼び出せるようになったのは良いですね。こちらもrekordbox djの設定が各ボタンに割り当てられます。初期設定がこちら。
右下にページ切替があり、16拍32拍など変更できます。使いやすい方で設定しましょう。
PADが小さくなった
ここからは気になる点を。PAD部分が小さくなりました。
大きさを比較するとこんな感じ。
これが結構小さく感じます。慣れるまで時間が必要でしょう。
FXが直感的では無くなった
DDJ-RBの場合、各デッキに直感的に触れるFXユニットがついている状況でした。FXユニットが2つ。
DDJ-400の場合は、FXユニットが1つで、切り替える形に。
各デッキ(ch)にFXユニット1つずつ割り当てられたDDJ-RBと比べると「直感的では無くなった」感じに。
「FXをかけるデッキ(チャンネル)を選んで、FXをかける」というのは、現場のCDJセットに合わせているとも言えますが、RB独特の仕様を気に入っていた人は、戸惑うかもしれません。
PAD FXも直感的では無くなった
PAD FXは、シフトを押して切替になりました。それも直感的では無くなったなと。
DJを教えている時、BPM合わせてーとかビートを合わせてーとか色々言うのですが、それよりもRBのPADFXを押してFlangerかけたりVINYL BRAKEをかけたりしたほうが面白かったりします。それでDJ機材に触ってみたいと思う人も多いんです。
そういう遊びみたいな部分がPADFXだったと思うのですが、それがDDJ-400になって使いにくくなりました。
「ガチでCDJデビューさせるための仕様」とも感じるし「PADFX使ってFXかけてたら、なんか楽しい!」みたいな感覚だったRBユーザーからすると、ちょっとさみしいかも…
総括:現場デビューするために生まれた機材。
他にも細かい点を見ればたくさん変更点がありますが…
DDJ-RBと比べ、よりCDJ&ミキサーに近い感覚になりました。小型のDJセットを使う感覚に変わって、いい感じです!
現場デビューする為に生まれた機材。そんな感じです!
現場デビューを目指す初心者にオススメしたいですね!!
どちらかというと、DDJ-RBの進化版というよりも、DDJ-1000の小型版という感じです。そういう意味でDDJ-400という名前なのかなと思いました!
DDJ-400を検討中の人へ
どういう人にオススメかまとめました!
これからDJを始めたい人
絶対に買ったほうが良いですね!DDJ-RBが生産終了するので実質DDJ-400一択になると思います。
今、DDJ-RBを持っている人。買い替えの意味があるか?
DDJ-RB持っている人は、わざわざ買い換える必要はないかも。CDJデビューを目指すなら、練習会に参加するかDDJ-1000の購入を検討したほうが良いと思います。
しかし!テンポフェーダーをよく触る方は乗り換えても良いかと思います。テンポフェーダーが長くなったことが嬉しくて僕は買いました。
DDJ-RBと迷っている人
DDJ-400は買い!!生産終了するDDJ-RBをわざわざ買う理由はあまり無いと思いますね。
前モデルDDJ-RBを買う予定の人
「DDJ-400がでたから、前のDDJ-RBが安く売られてそう」「中古無いかな?」と思って探されている方も多いかもしれません。
中古の場合付属されているrekordbox djがついていない可能性があるので、要確認ですね。
その危険性も踏まえて1万円以下で手に入るなら有りかと。
という感じです。
今までMIDIコントローラー持っていない人にとっては間違いなく買い!です!
買うならどこがオトク?
僕がいつも買うところをご紹介して、この記事を終わります!
OTAIRECORD
いつもお世話になっているのは、OTAIRECORD。
ポイントやいろんな特典がつくのでよく利用します。初心者には、スピーカーセットをぜひオススメしたい!
【OTAIRECORD】Pioneer DJ DDJ-400
★rekordbox dj無償ダウンロード!
HOW TO DJ講座 進呈!DJ初心者はじめてブック付
Amazon
やっぱAmazon。買い物のしやすさが魅力的。特典は何もないのが残念…
OTAIRECORDはいつも特典がついていたり、たまにオマケが入っていたりするので、ついつい買っちゃいますね。買いやすい方をお選び下さい!
ではでは~。