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11/6 野外アニクラ「ミナトレイヴ2」のカンパ127名総額14万円以上。目標の近隣クレームゼロ達成。ご協力ありがとうございました! #ミナトレイヴ

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11/6 野外アニクラ「ミナトレイヴ2」に起こし頂いた皆さん、ありがとうございました。

(今回iPhoneで写真を一枚も撮っていないので、前回の写真で失礼します。)

おかげさまで、カンパ127名、総額14万円以上頂くことが出来ました。

冬ということもあり、やはりカンパ・見学ともに数が減りました。

それでもミナトレイヴを楽しみに寒い中お越しいただいた皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございました。

大きな事故もなく、最後までイベントが出来たこと、ほっと胸をなでおろしています。

運営に関わったすべての人とカンパ頂いた方にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!

近隣クレームゼロ達成について

近隣クレームとは、近隣の店舗や住居などからのクレームのこと。

11/6は非常にピリピリしていまして、実は「責任者直通のクレーム受付窓口」を用意していました。

もしミナトレイヴで近隣にご迷惑がかかるようなことがあれば、責任者の僕に直接電話がかかるようにしていました。

https://twitter.com/kenny_2525/status/793061714812035073

幸いにして、1本も電話はかからず、最後までイベントを続けることができました。

ミナトレイヴ2終了後に近隣店舗に挨拶に出向き、ご意見を頂いた所「前回以上にマナーが良く人の声も大丈夫でしたよ!」とお褒めの言葉をいただきました。

とりあえず、当初の近隣クレームゼロを達成することが出来、ホッとしています。

臨機応変に対応いただいた出演者やスタッフの力によるものだと思います。またお客様として参加された方からもその場でご報告を頂きすぐに対応が取れました。何よりも急なお願いにも関わらずしたがって頂いたお客様には感謝しています。

その方々にこの記事が届くかは分かりませんがこの場を借りてお礼を申し上げます。

近隣クレームゼロを目指し、実行した対策

クレームがなくなった今だから言えることですが、前回のDAYS of DASHによる開場外へ走り抜ける行為について、かなり問題視されていました。

また大声で叫ぶ、奇声をあげるなども「周囲に恐怖を与える」という理由で出来ればご配慮頂きたいと施設管理側から要望を頂いていました。

一般の人から見て、これらの行為は「経験がないため理解が難しい=怖い」という感情を抱いてしまうもので、可能な限り対策が必要でした。

それを受け、こちらで行っていた対策として「イントロダッシュ・ヤッターダッシュを含む走る行為の全面禁止」「プラスチック柵の導入」「ゴミの持ち帰りを徹底」「度を過ぎた大声奇声が上がったときに、看板でアナウンス」「近隣に責任者直通のクレーム受付窓口を作成する」等を実行しました。

わかりやすいように参加ルールを配布。

161106_minatorave_attention

実はホームページにもっと細かいルールがあるのですが、近隣クレームゼロを重視した表現にしました。

イントロダッシュ・ヤッターダッシュを含む、走る行為の全面禁止

前回の発生源である走る行為を全面禁止しました。イントロダッシュやヤッターダッシュなど特有の現象と走り抜ける行為の全面禁止により随分と安全になりました。

プラスチック柵の導入

会場外へ走り抜けてしまう問題やロープを超えてしまう問題の対処として、イベント会場でもよくあるプラスチック柵を導入しました。

イベント会社に見積りを出した所、必要な数を借りると6万円以上

ミナトレイヴの会場レンタル費用と同じくらいお金がかかります。

その為近くの会場からプラスチック柵をお借りしました。いつもお世話になっているMILULARIです。

https://twitter.com/kenny_2525/status/794833567754788865?lang=ja

以前は危ない場面が多々あったのですが、今回はかなり抑えることが出来ました。

ただ、他のロープ(虎ロープ)から出入りをしてしまう点もあったので、そこは考え直す必要が出来ました。

度を過ぎた大声奇声が上がったときに、案内板でアナウンス

silence_dog

度を過ぎた大声奇声が上がったときにのみ、「ちょっと静かにしてね」と案内板でアナウンスを行いました。

案内板を置くだけだと、ただの掲示物になってしまうので、スタッフに持ってもらいました。

最終的にはお客様同士で注意しあうという現象が起きて、随分と救われたなぁと思っています。

僕のさじ加減なところもあり、「どこらへんの音量ならええねん!」って思われたかもしれませんが、それでもご協力頂いたことに感謝しています。

高まったら声が出てしまうのは、もうどうしようもないなぁと思っているので、新しい楽しみ方を模索していきたいですね。

ゴミの持ち帰りを徹底

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前回40リットルのゴミ袋8つ分のゴミが出ました。それは会場で処分することが出来ないので僕の自宅に持ち帰りました。

今回はお持ち帰り頂くことを徹底。ゴミ袋1つで済みました。

近隣に責任者直通のクレーム受付窓口を作成する

telephone_koki

あらゆることを想定するのですが、自分が想像できないクレームが生まれる可能性があります。そのために責任者直通ラインを用意。

何か問題があれば僕に直接電話がくるようにしました。

近隣クレームゼロに繋がった

これ以外の対応もあったのですが、各スタッフが問題が発生する度に報告をあげてもらい、その都度対処してきました。

そのおかげで今回の結果に繋がったのかなぁと思います。

ただそれでも安全面でやらなくてはならない課題があります。それを少しずつ解決していく所存です。

これから電話がかかる可能性もあるからね(ひぃぃ

強すぎる規制は文化の発展を阻害する

今回厳しめの規制をかけたのですが、ふと思いました。

今ある各地の祭りやイベントからも騒音が出ているわけです。下手をすればミナトレイヴより遥かに五月蝿く、迷惑な祭りもある…かもしれませんね。

それがなぜ成立しているかというと「周囲の理解とそこに至るまでの運営側の努力」によって生まれたからと思っています。

ミナトレイヴはただの野外アニクラではなく、自治体や近隣店舗の許可を得て行う、いわば「自治体公式野外アニクラ」です。

現状一般の人から見ればアニクラは「奇妙なパーティー」「なぜこんなに大声を出しちゃうの?」など誤解を受けやすい部分が多々あります。

そんなアニクラを一般の生活空間に作るわけですから、ルールを守っていかなくてはならない。

でも、ルールを守ってばかりだと新しいものを作ることは出来ません。

ルールを守るだけではなく、少しずつルールを変えていくことも、発展させるためには必要なものなのです。

「ミナトレイヴ、規制が多くてキツイなぁ」と感じる方、もう少しだけお付き合いください。

少しずつ近隣に理解を得て頂き、より楽しみやすいものに変えていきますので、それまで「ミナトレイヴだけの楽しみ方」を模索いただければ幸いです。

From Noise to Culture (騒音から文化へ) 道のりは遠いですがおつきあい頂けると嬉しいです。

追記:2016年11月9日 12時00分

11/6 ミナトレイヴ2以降、施設担当者と打ち合わせをしました。

「興奮して声が出てしまうのは仕方ない部分もあるので、声についてはもう少しだけ規制を緩くする方向で行きましょう」と話がまとまりました。大声奇声解禁ではありませんが、次回については緩めにしていきたいと思います。

何故この文章をここで書くのか?

何故このような文章を書くのか。こうやって形に残すことで自分の考えをまとめつつ、次に続く人の参考になればと思っています。

あとは僕の考えを知ってもらい、共感いただいたり、批判いただいたり、様々なリアクションを頂きなから共に考え、お客様に「仲間・当事者になってもらう」ことを目的としています。

参加される人に当事者意識を持ってもらうというのは、過去のRe:animation クラウドファンディングページにもありました。

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引用元:https://camp-fire.jp/projects/view/167

遥か先を行くRe:animationの歴史を追っているような、そんな感覚を受けます。

少しずつ良くしていきたいと思います。 

最後に

「楽しかった」という意見や「ココをもっとちゃんとしてほしい」など、直接LINEを頂いたりツイッター上でも様々なご意見を頂いています。

全てに返信は出来ませんが、貴重なご意見として今後の運営に反映できるよう努力したいと思います。今後共、引き続きご支援いただければ幸いです。

当面の課題は、フロア内の安全と、そのための参加ルール周知徹底。その手段の確立。

POPをベタベタ貼るだけじゃダメだし、スタッフが注意するだけも限界がある。色々考えないとね。

(一部、マナーが悪い人がいらっしゃいましたので、厳し目の対応を行うことになりました。)

様々な課題が未だ残っている状態ではありますが、ひとまず出演者とスタッフの皆様には「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。

そして、カンパ頂き楽しんで頂いた皆さん、ご協力頂いた皆さんにも「ありがとう」を。

次回の予定は、2017年4月後半予定。半年ほどお休みを頂きます。

またお会いしましょう!

 

P.S

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