けんしろうです。こんにちは。
Twitterちょろっと書きましたが…
お客さんがお金を落とし、主催がそれを受け取り、イベントに貢献したDJVJスタッフがお金をもらえるという当たり前のスキームを実現させたいんだよなぁ。
— PayPayで奢られる人@けんしろしちょー (@ken46_shicho) March 22, 2020
「アニソンDJって趣味の世界でお金もらえると思わなかった」という人もいるから、出るイベントによってはちょっとした小遣いくらいは貰えるよというのを伝えたいところ。
というか、そういう世界を作りたいなぁ。#オーガナイザーお祝い金制度 も正にその流れで生まれたから。 https://t.co/NggaYoLcnW
— PayPayで奢られる人@けんしろしちょー (@ken46_shicho) March 22, 2020
https://twitter.com/dj_ken46/status/1241876649223655424
僕のアニクラは全て、取置バックとシャンパンバックを採用することとなりました。
取置バック
お客さんを呼んだ数(取置数)によって、出演者やスタッフがお金を貰える制度。
シャンパンバック
空けたシャンパンの数によって、出演者やスタッフがお金を貰える制度。
レギュラーだけでなく、僕のイベントに参加する全ての出演者とスタッフが対象になります。
今これらのバック制度を導入しているイベントがどんどん増えてきていて、趣味を実益にする派の僕は大変うれしいのですが、表立って言う人はあまりいませんでした。
それは「趣味でお金を稼ぐのは後ろめたい」「趣味で仕事にするとはけしからん!」と思っている人がまだまだ多いからでしょう。
そんな中、僕がこの声明を出すのは「ポジティブなお金の循環を作ろう」と思っているからです。
ポジティブなお金の循環
推し事って言葉、ご存知ですか?
推し(=応援している、好いているひと)に対しての応援活動全般を示しています。
アーティストやアイドル相手なら、CDを買う、グッズを買う、ライブに参加するなどから、SNSやブログを活用して良さを広める活動も含まれるかと思います。
押し活とも言われていますね。
で、僕。押し事ってアーティストやアイドルの特権じゃなくて、DJやVJ、スタッフにも出来るものじゃないかなと。
みんな、〇〇さんのDJ凄い!とか、〇〇さんのVJ演出凄い!とか〇〇さんがスタッフでいると安心する!とかあるし、この人がイベントに出るなら行きたいという”推し”があると思うのですが、その人達に更にメリットがあり、お客さんも喜ぶ仕組みがあってもいいんじゃないの?と思ったわけです。
それがバック制度であり、この制度を円滑に回すことでポジティブなお金の循環が実現すると思っています。
決して僕は「DJもVJもお金かかってんだから、お金を落とせ!」と言っているわけではありません。
むしろ、お客さんにとって価値がなければ、どんなにコストをかけようがゼロ円と思っています。
「コストがかかってるからお金を出せ」ではなく「価値があると感じたものに、お金を渡せる仕組みを」という考えです。
わざわざ公表する理由
公表するには理由があります。
昔、僕がアニクラのお客さんに「取置バックをもらうとはけしからん!お金目当てで呼んだのか!」とキレられたことがありまして、結構辛い思いをしました。
これは長くDJをやれば誰しもある経験じゃないでしょうか?
ですが、これは取置バック制度が悪かったのでしょうか?
結局のところお客様が「あいつにお金が落ちるのが気に食わない」のであって、この子がもっと良いパフォーマンスができるよう支えたいと、そのお客さんからの支持があれば、何一つ問題なかったわけです。
そしてなにより(これが一番大事)運営側が「自分の好きなことやってお客さんが喜び、お金が貰える世界は素晴らしい!」という発信をガッツリやって、そういう雰囲気を作っていれば、こういう苦情も無かったと思います。
今まで表立ってやってこなかったことなので、挑戦する意味はあります。
まとめ
「趣味も実益になる。自分の好きなことやってお客さんが喜び、お金が貰える世界は素晴らしい!」という世界観と「推しにお金を落としたい」という雰囲気ができれば、アニクラはまた違う進化を遂げるだろう。そう思っています。
難しい話となりましたが「この人を推しているから取置する」「推しているからシャンパンを開ける」と考えて頂ければ幸いです。
ではでは。
P.S オーガナイザーお祝い金制度もよろしくね!これもポジティブなお金の循環を作る制度です!